通学範囲が広いと、通学だけじゃなく意外な時にも交通費がかかる!

私立学校は学区制ではないので、遠方でも通学が可能。家から1時間というのも、珍しいケースではありません。

50分かけて神奈川郊外に通学しているYさん宅の高1男子は、「食費がかかってしかたない」そう。 「食べ盛りのうえに運動部。朝練で早く出るので、朝食を食べて出かけても学校に着く頃にはおなかがすき、学校にあるコンビニでおにぎりやパンを買う。昼はお弁当ですが、部活が終わったら家に着くまで耐えられず、途中で買い食い。結局、毎日500円玉を渡しているような状況です」 食欲ばかりはがまんしろとも言えず、かといって何食もの弁当を作るのももちろんですが、持たせるのも大変。「教材でぎっしりの10キロオーバーのリュックを持ってみると、これ以上荷物を増やすのは無理」とためらわれるそう。
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また、前述のAさんからは「私立女子高は通学範囲が広いので、お友達との交際に交通費がかかる」という証言が。 生徒の住んでいる地域がバラバラなので、遊ぶときも、近所で集まるというわけにはいきません。「お友達の家に行ったり、集まったりするたびにチャージ代を請求されます」とのこと。 「中学生になると電車代も大人料金ですから、バカになりません。そうでなくても、うちは通学がJRで定期代も高め。交通費にこれだけかかるとは、まったくの想定外でした」。