わが子の進路、中学校以上になると、私立学校が選択肢に入ってくるケースは多いですよね。とはいえ、学費は高いし、いろいろかかりそうで不安…。 そこで、実際に首都圏の私立に通わせているママたちに、子どもにかかっているお金の現実を根ほり葉ほり聞いてきました!
私立だと学費お高め、しかも郊外活動や部活に結構かかる!
神奈川在住で、いわゆる首都圏での中学受験を経験したAさん宅。年子の兄妹は、それぞれ高校までの一貫校に通学しています。 「学費はきついけどなんとかなりそうだったし、思春期に高校受験するより親がラクかも」という理由で選択。 ところが、学費以外にもいろいろかかる現実に頭を悩ませています。 「私立のよさでもあるんですが、授業以外の郊外活動や部活やとっても盛ん。宿泊学習や社会見学的なもの、芸術鑑賞も年1回はあります」。 これは「教材費」として授業料に上乗せされる形で支払うのですが、部活にかかるお金はそのつどの集金です。 「娘は強豪のダンス部に所属していて、おそろいのジャージのほかに、演目ごとに1万円程度の衣装代がかかる。夏休みや春休みには、中学から2~3泊での合宿があって毎回数万円もっていかれます。大会にも積極的に参加するので、本人はもちろん、観覧での親の足代、チケット代もばかになりません」 また「郊外活動は私服」という校則があるのも私立によくあるケース。 「制服があるから私服はなんでもいいってわけじゃない。結局、数回しか着ないのに、校外活動のたびに買わされています」 さらに、大きな行事が終わったあとは、当日の写真の販売や記録したDVDの販売も。 「民間の業者に委託しているらしいのですが、1枚3000円以上。強制ではありませんが、『思い出に残しておきたい』と子供に言われると、そうだよね~とも思って買ってしまうんです…」