早見あかり

「30代の目標は社長ですね!」と語る早見あかりさん。子どもの頃から芸能界で活躍してきた早見さんですが、新たな分野でも目標を掲げているとか。仕事に育児に奮闘する中、早見さんが感じる安らぎや楽しみは何か。お話を聞きました。

社長になることを人生の目標に掲げるワケ

── 現在26歳の早見さん。これから30代になっていきますが、目標とかやってみたいことありますか?

 

早見さん:30代で社長になりたいですね。私の人生の目標は、「20代で第一子を産む、犬を飼う」、「30代で社長になる」、「40代で3世帯住宅」とあって。次は30代ですね。

 

── 人生設計バッチリですね。会社を作るなら芸能界以外の事業でしょうか。そう思うきっかけが?

 

早見さん:会社に関しては、まだ漠然としているのですが、自分がほしいと思うものを作れるような会社ができたらいいなって。会社を経営している友達が結構いるのですが、彼らの話を聞いているとすごく楽しいんですよね。

 

危機的な状況にあっても、失敗したらどうしようとかあまり考えない。それより、成功させるためにどうするかを考えるんです。勢いもあるしいつも前向き。みんな生き生きと仕事をしている。そういった人たちの姿を見ていると、純粋に楽しそうだなって。

 

── その姿に感化されたのですね。

 

早見さん:刺激されますね。まだ具体的なプランがあるわけでありませんが 、人生の目標のひとつとして考えています。

 

── 早見さんはとてもしっかりされている印象がありますが、同級生より年齢が上の方ともお付き合いも多いんでしょうか?

 

早見さん:地元の友達や高校の友達とか、同世代の子と遊ぶことも多いです。

 

でも、仲の良い友達は30代も多いし、もっと上の人もいますね。言われてみたら、長く一緒にいられる人は、学生時代の友達以外は基本上の方ですね。

 

── 落ち着いていらっしゃるからか、お話が合うのかもしれませんね。

 

早見さん:どうなんでしょう。でもこのしっかりしてると言われる性格のせいか、いつも年齢より上に見られます。

 

「何歳ですか?」、「〇歳です」、「え、まだ◯歳だったの?若いんですね」っていうやり取りを、かれこれ10代の頃からずっとやってきてるんですよ(笑)。

 

だから、早く30歳になりたいです。30歳になったら、「え!◯歳なの?」みたいなトークは、ある程度落ち着くかなって、勝手に期待をしています。

子育ては「今日も終わった!」がリアルな気持ち

早見あかりさん
子どもが寝た後、密かなご褒美と共に

── ところで早見さんは、普段は何をしているときが楽しいですか?

 

早見さん:人に会ったり、誰かとご飯食べたりすることですかね。子どもが産まれてからは、家に友達が来てくれて、家で会う機会も多くなりました。

 

舞台をやっているときはそこに集中して、舞台が終わった時にグワァって一気に人に会って。今は、コロナ禍の感染予防などに配慮しながらになりますが。

 

── 家の中での楽しみはありますか?

 

早見さん:家の中では、食べること、お酒を飲むこと、とかでしょうか(笑)。

 

── 幸せな時間です!ちなみにお子さんとの時間はいかがですか?

 

早見さん: 子どもがまだ1歳3か月(取材当時)と小さすぎて。正直、子どもと遊ぶことがリラックスできるというところまではいってないです。もちろん、子どもはすごく可愛いですよ。大好きだし、癒しです。癒しですけど、どの顔がいちばん癒されるかって言ったら、寝てる顔ですね(笑)。

 

寝た!今日も終わった!今日も無事に生きてる!って。

 

「今日も終わった」っていうのは、本当にリアルな気持ちかな。もちろん「子どもといるときがいちばん癒されます」っていう方もいると思いますよ。でも、今は子どもが寝た後にお酒を飲むのがいちばん美味しい(笑)。

 

それこそ妊娠、出産、授乳で、ずっと飲んでなかった期間もあるので、今は密かなご褒美でもあります。

 

── まだまだ目が離せないですものね。

 

早見さん:小さい子は、ふと目を離した瞬間でも何が起きるか分からないので、気が抜けなかったりして。今は、1日が終わるごとにホッとしていますが、成長と共に関わり方も変わっていくでしょうね。ジワジワと変化を楽しみながら、子育ても仕事もやっていきたいと思います。

 

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PROFILE 早見あかりさん

はやみ・あかり。女優。1995年3月17日、東京都生まれ。映画、ドラマ、舞台で活躍。一児の母。5月13日(金)公開の映画『シン・ウルトラマン』に出演。

取材・文/塚田史香 撮影/坂脇卓也