子どもと店員さんの心温まるエピソードを描いた漫画がTwitterで公開され、1.7万いいねと注目を集めています。
うどんを食べに入ったお店で、話しかけてきた店員さん…
それは、コロナウイルスの感染状況が収まっていたある日のこと。 漫画家のるしこさん(@39baby_com)と2歳の息子さんが訪れたお店で起きたできごとです。
好物のうどんを前に嬉しそうな息子さん。
その笑顔に癒された店員さんは、なでなでしたい…!でも、このコロナ禍、万が一があるといけない…と葛藤。
そして、店員さんが思いついたのは…直接頭をなでるのではなく、なでるふりをする「エアーなでなで」という目からウロコの方法でした。
このあたたかな心遣いに対して、Twitterでは「店員さんのご配慮素敵です」「素敵なエピソードでとてもほっこりしました」というコメントが集まっています。
るしこさんも店員さんの行動に感激。
「細やかな気遣いをしてくださって本当にありがたかったです。店員さんの"もしもがあるといけないから…"という言葉は"もしも感染させてしまったら…"ということだったかと思いますが、こちらも無症状で感染していて店員さんにうつしてしまう可能性もあったので、接触を控えてくださって助かりました」と話してくれました。
うどんを食べ終わったあとにるしこさんが店員さんと話したところ、小さい子がとても大好きなのだと教えてくれたのだそう。
「なでなでできないのをとても悔しそうにしていらっしゃったので、コロナが収まったらまた訪れたいなと思っています。普段は親とずっと過ごしている息子にとっても、周囲の優しい大人との関わりはいい刺激になると思っているので、早く気兼ねなくスキンシップできるようになってほしいです」とるしこさん。
コロナ禍で思うようにコミュニケーションが取れずジレンマを感じることも多いですが、こんなときだからこそ、店員さんのような優しさがより心に響きますね。
取材・文/阿部祐子