寒い季節に食べたくなるのは、体が温まる鍋料理ですよね。調理が簡単なのでついつい作る機会が増えますが、レパートリーが少ないとマンネリしてしまいがち。そこで今回は、料理のプロが考案した“最強鍋”のレシピをご紹介します。

体が温まる“初雪なべ”

2021年11月25日に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、3名の料理のプロが登場して鍋料理のレシピを紹介してくれました。なかでも3人のアイデアが詰め込まれた“初雪なべ”を作っていましょう。

 

まずは具材となるとり団子の下準備からはじめます。ポリ袋にとりひき肉300gを入れ、木綿豆腐1/2丁(150g)と薄口しょうゆ小さじ2、さらに長ネギの緑色の部分適量をみじん切りにして加えます。具材は袋の中でよくこねておきましょう。

 

鍋つゆの下準備に必要なのは水400ml、薄口しょうゆ大さじ2、塩大さじ1です。材料を鍋で混ぜ合わせ、中火で加熱してください。事前にこねておいたとり団子のタネをスプーンで成形しながら鍋へ。ふたをして沸騰を待っているあいだに、とり団子からお出汁が出てきますよ。

“初雪なべ”の決め手はしょうが

次は鍋の具材を追加していきます。最初はじゃがいも3個を、それぞれ6等分にカットし耐熱ボウルへ。ラップをして600Wの電子レンジで3分~4分加熱し、火を通しておきましょう。

 

じゃがいもを加熱しているあいだに、小房に分けたブロッコリー1/2株、2cm長さにカットした長ネギ1本分を用意してください。とり団子が食べころになったらじゃがいも、ブロッコリー、長ネギ、そして春雨40gを鍋に加え、およそ3分待ちましょう。

 

最後に豆乳200mlとおろししょうが(チューブ)を適量加えて全体を温めてください。ひと煮立ちしたところで、料理のプロのアイデアが結集した“初雪なべ”の完成。実際に食べたモデルの生見愛瑠さんは「私もやろうと思います。美味しい!」と大絶賛でした。

料理研究家が作るいちばんうまい鍋!

料理研究家のリュウジさんも、自身のYouTubeで鍋レシピを紹介していました。“深み”が違うという“至高の寄せ鍋”を作っていきましょう。

 

まずはかつお節8gを600Wの電子レンジで1分加熱。そのあいだに白菜300gを削ぎ切りに、水菜100gを4cm幅でザクザクと切っておきます。さらに木綿豆腐150gを5等分に、にんじん1/2本をななめの薄切りにします。半分にカットしたえのき200gと鱈2切れを用意したあと、とりもも肉300gを削ぎ切りにしてください。最後に殻付きえび7尾の背ワタを取り除いたら、下準備した具材を鍋にセッティングします。

 

温まったかつお節は、手で粉状にほぐしてつゆを作るための鍋へ。さらに水900cc、清酒100cc、うま味調味料8振り、塩小さじ1と1/3、しょうゆとみりんを大さじ2ずつ加えて1度沸かしましょう。沸騰したところで、弱火にして1~2分煮てください。時間が経過したらザルにキッチンペーパーを敷いたものを用意し、具材が入っている鍋へお出汁を移します。強火で沸騰後15~20分煮て完成ですが、その5分前にマロニーちゃん30~50gの投入を忘れずに。

 

今回紹介した鍋レシピは、冬に食べるとほっとする優しい味わいのものばかり。体が温まる鍋を自宅で再現して、疲れとマンネリから脱却しましょう!

文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/『ヒルナンデス!』公式サイトhttps://www.ntv.co.jp/hirunan/onair/thursday/index_2.html
参照/料理研究家リュウジのバズレシピ「料理研究家史上一番ウマい鍋がついに完成しました。家にあるものだけで最高の鍋つゆ【至高の寄せ鍋】」https://www.youtube.com/watch?v=p7H58Ha4nUU