「よだれ鶏」という料理を知っていますか?これは四川料理のひとつで、よだれが出るほどおいしいことからこの名がついたといわれています。そう聞くと、食べてみたくなりますよね。
というわけで、今回はおうちでも簡単に作れるレシピをご紹介します。
本来はゆでた鶏肉に辛いタレをたっぷりかけて食べる料理ですが、こちらのレシピは、辛さを最後に好みで調整できるようになっています。また、電子レンジ加熱で調理の手間も省いているので、作るハードルも限りなく低く設定しました。
調理のポイントは、鶏肉がぱさつかず、しっとり柔らかくなっているかどうか。コツは、加熱前と加熱後にそれぞれひとつずつあります。
まず加熱前ですが、砂糖をしっかりともみこむこと。そして加熱後は、冷めるまでラップをとらずにしばらく放置すること。これで胸肉なのに驚くほどしっとり柔らかな食感になるんです。
あとは、食べやすく切って、特製のタレをかけていただきます。加熱した鶏肉を冷ます時間が十分取れないときは前日に仕込んでおくのがおすすめ。タレはねぎとにらがたっぷり入ったごまじょうゆ味で、一気に“よだれが出るほど”おいしくなります。
余ったタレは冷奴や卵かけご飯、そうめんやうどん、唐揚げなど、いろいろな料理に使えます。冷蔵保存し、2〜3日くらいで食べきりましょう。