ところが!です。
おまけに、これまでの優待券より有効期限が短くなって使い勝手もダウン。優待券だけではワイシャツは買えないから、購入時は現金を足して支払うことになり、これでは「株主優待でタダでワイシャツをゲット」という目的から外れてしまいます。 結局、「山喜」の株は売却し、2018年にもう一度、「はるやま」の株をゲットしました。でも、すっかり人気が上がった「はるやま」の株は、現在の株価は100株10万円台に。 こんなことなら手放さずにずっと保持して、毎年ワイシャツをもらい続けていればよかった、というトホホ体験でした。株主優待は何の前触れもなく、ある日突然「改正」の発表があるものなんですね。 ただし、「山喜」の株式は優待内容改正後、400株保有するととっても有利な内容になりました。株価は274円(2018年5月18日の終値)だから、約11万円で400株を購入できます。 もらえる優待は、お買物券2500円×年2回と、オーダーワイシャツ割引券2500円分×年2回で合計1万円分。配当金2000円(5円×400株)と合わせると利回りが10%近いので、やっぱり今でもオススメ銘柄の1つですよ!
失敗談・その②/買いたしで優待ゲットのはずが…権利落ち日!?
「株式投資は初めて」という初心者ゆえの失敗を犯したのは加奈子さん(仮名)。購入したのは「関門海(銘柄コード3372)」です。耳慣れない会社名かもしれませんが「玄品ふぐ」というふぐ料理のチェーン店を展開している会社です。 「玄品ふぐ」でのアルバイト経験があったため、応援するつもりで2016年1月にこの会社の株を100株約2万円で買った加奈子さん。その後の3月8日に、関門海ではそれまで休止していた株主優待再開の発表がありました。 そこで加奈子さんは300株購入を目標に掲げました。というのも、関門海の株は
100株以上所有 で1000円相当×1枚300株以上所有 で3980円相当×1枚 の金券がもらえるから。100株買うより、300株買う方がグンと得です。優待再開で株価は上がったものの、当時の株価は100株3万程度で割安でした。「少しでも株が値下がりした時に買い増ししていこう」と100株を買い足した加奈子さん。3月末までに残り100株を買うチャンスを狙っていました。