我が家では現在6歳4歳2歳の3人子供たちがいますが、末っ子が2歳にもなると身の回りのことも手伝うようになってきて母である私も少しずつ育児に余裕ができてきました。今思い返せば、3児のママになった当時は当然ですが4歳2歳0歳の組み合わせでした。よく聞かれた質問が「3人の子供たちをどうやって寝かしているの?」という質問です。その時は当たり前のようにしていたことですが、振り返ってみると大変なことをしていたんだなーと過去の自分の必死な姿が目に浮かびます。今回はこれから2児ママ、3児ママになる方への寝かしつけの参考になればと私の経験談のお話をさせて頂きます。

 

○2児のママになったときの寝かしつけ

第2子である長男が生まれたときは第1子の長女は2歳4か月でした。「赤ちゃんが生まれた」ということも理解できていましたし、生まれたばかりの弟をかわいいと思う気持ちもあれば、「ママをとられた」という子供としては当たり前の感情もあったようです。出産からの退院直後は義実家への里帰り出産だったため、義実家のおじいちゃん、おばあちゃん(主人の父母)にお世話になりました。寝かしつけの時間になれば、長男を先に授乳して寝かせ、その間長女はおじいちゃん、おばあちゃんと遊んでもらっていました。そして長男が寝たら長女の寝かしつけを行っていました。里帰りを終えて、自宅に戻るとやはり大変なことも増えましたし、長女自身もがんばらないといけない場面も増えてきてお着替えや食事もおじいちゃんおばあちゃんが身近にいてくれたときとは違って自分でしてもらうことが多くなりました。長女は長男を出産前はいつも私とくっついて寝ていたので、眠たくなってきたら私にくっつこうとするのですが、長男を授乳しないといけないし、「ちょっと待ってて」と言い放つことが増えました。それどもやっぱり大切にしたいのは上の子の気持ちのフォローですよね。長男を寝かせようと授乳を始めるとやっぱり妬よけようで「絵本読んで」「遊んで」とわがままを言うようになりました。そんなときは長男が泣いても授乳をいったん止めて、「じゃあ1冊だけ絵本読もうか」と長女の欲求を優先するようにしました。なかなかそれだけでは納得してくれないときもありましたが、少しずつ長男への嫉妬も減っていった気がします。

 

○3児のママになったときの寝かしつけ

第3子である次女を生んだときは長女は4歳3か月、長男は1歳11か月でした。長女は第2子のとき同様に赤ちゃんの誕生を喜んでいましたが、長男の方は赤ちゃんが生まれたことはわかっているものの、嫉妬のような気持ちはあまりなかったようです。お産が終わり退院していざ自宅での寝かしつけを初めて行うときになって、主人と「どんな配置で寝ようか」と考えていると長女が一言「私はパパと寝る」と口を開きました。母親の両脇は当然ですが、2箇所しかありません。つまり3人兄弟になると誰かが両脇にいけなくなるうですね。時々3人目はママのお腹の上に乗せて寝かすなんてテクニックも聞きますが、我が家の場合は長女→パパ、長男・次女→ママという配置でうまくおさまりました。また、次女を授乳して寝かしている間は長女・長男で遊んでまってくれたりしていました。次女が寝ると、長男は私のところに来て長女はパパの隣りにいって就寝していました。次女が卒乳した現在も長女はパパの隣りで寝て、長男・次女が私の両脇で寝ています。

 

我が家の場合の2人目・3人目の寝かしつけでしたがいかがでしたでしょうか?ご家庭によっても方法は異なると思いますが、参考になればと思います。子育てで苦労したことは振り返れば本当にステキな思い出です。そして子供たちがよくがんばってくれたんだなと改めて思いました。私自身も子供に負けないくらい母として強くならなければと思い返した今回のコラムでした。

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