航空会社の優待券を売るなら、ズバリ繁忙期の1か月前!
航空会社の株主になると、国内線に割引価格で乗れる株主優待券がもらえます。JAL(銘柄コード9201)は100株購入(40万5800円)すると年に1枚、ANA(銘柄コード9202)は100株購入(42万2200円)すると年2枚、優待券がもらえます。
さらに1年に1回、JALは1万500円、ANAは6000円の配当金がもらえるんですよ! 株価が上がらなかったとしても、けっこうお得なイメージですよね。
株主優待券は1枚につき1人1回、定価の50%割引で国内線に搭乗できるもの。でも、ツアーで旅行に行く人には無用の長物でしょう。
それに、今は航空会社の公式ホームページからの予約でも早期割引などが充実しています。公式予約でも早めに予約すれば50%以上の割引率で乗れることも多いから、意外に株主優待券って出番がないんです。
ところが、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの繁忙期はツアーも高くなるし、航空会社の公式HPでも割引航空券の販売は少なくなります。早期割引があっても、時期を逃すと割引率はダウンします。
つまり、いつ夏休みが取れるか分からなかったり、子どもの部活や習い事、塾の都合でお盆や正月しか休めない人など、繁忙期に定価で航空券を買わざるを得ない人もいるわけです。