そこで、航空会社の株主優待券を売るなら、ズバリ!「割引航空券の販売がない繁忙期の前」が狙いめ! お盆休みに帰省するなど、繁忙期のこの時にどうしても飛行機に乗らねばならない人の需要が高まるからです。
たとえば筆者がANAの優待券をオークションで売りに出したケースだと、オフシーズンだと1枚3000円前後だったのに、12月初旬に売ったら1枚4000円台で売れたこともあります。
もし皆さんが航空会社の優待券を売るなら、ゴールデンウィーク、お盆休み、秋の大型連休、年末年始などの繁忙期の1か月前あたりが売り時ですよ!
フライト予約をキャンセルした優待券も売れます!
ちなみに航空会社の優待券には株主コードや発券コードが印字されていて、スクラッチで削ってその番号で優待予約を取ります。もし株主優待を使って予約した後にキャンセルしたら、もう使えないような気がしますが、実際はどうでしょう?
実は、フライトをキャンセルしていれば優待の権利は生きていて、利用することができるんです! 航空会社によって、そのままの番号を使用可能なケースもあれば、新たな発券コードを割り振られる場合もあります。
筆者の体験をお話ししますね。昨年夏、家族4人で旅行する時、株主優待券を往路と復路で1人1枚ずつ、合計8枚使って予約しました。お盆ど真ん中で有利な割引運賃がなかったからです。
ところがその後、子どものならいごとの予定などで日程が変更になり、キャンセルすることに。でも8月末に変更したため、ラッキーなことに公式HPで60%引きくらいで航空券が買えました。