福井美余さん

こんにちは! メイクアップ研究家・メイクアップ博士®︎の福井美余です。

 

前回記事(※)でお伝えした「マスカラだけを使った目力アップ法」は、役立てていただけていますか?春の明るい日差しにキラッと反射して、イキイキ輝く瞳を楽しんでもらえたら、とても嬉しいです。

 

今日は、マスカラを塗った後の最大の悩み、よく質問もいただく「正しいマスカラの落とし方」をお伝えします。

「落としたつもりが落とせてない…」その理由は?

マスカラって、落としたつもりがうまく落ちてなくて、お風呂上がりに鏡を見たら目の下が黒くなっていたり、まつ毛のキワが黒ずんでる…なんて経験がある人も多いのでは? 

 

一見きちんと落ちたように見えても、「翌朝鏡をみたら、寝ている間に下まぶたに滲んでいて、寝起きから目の下が真っ黒!」という声もよく耳にします。慌ててコットンや綿棒で落としてみるけれど、なかなか落ちず、むしろグレーに広がってしまう。つい力が入ってゴシゴシしてしまい、肌にも悪いのでは…と心配になりますよね。

 

かく言う私自身も、正しい落とし方を分かっていながら、仕事で遅くなる日は眠さに負けて、マスカラクレンジングをサボったことがあります。普通のクレンジングだけで済ませたところイマイチ落とし切れておらず、翌朝目の下が黒くなったまま、朝のインスタライブをしたことも…。

 

やはり、普通のクレンジング剤だけではどうしても、洗浄力に限界があります。専用のリムーバーを使わないとキレイに落とせないんですよね。

使い方が超簡単なリムーバーを活用して!

無理やり落とそうとして、目の周りをこすると、小ジワやくすみの原因になりますし、摩擦でまつ毛が抜けて減ってしまうこともあるから、要注意!

 

そこで、ぜひおすすめしたいのが「マスカラ形のリムーバー」です。

マスカラ用リムーバー

スルッと手間なく簡単にマスカラが落とせるので、時間がない時でも眠いときでもサッとキレイにマスカラが落とせます。

 

使い方もとっても簡単。顔全体のクレンジングの前に、マスカラを塗る時と同じように、ブラシでマスカラをとかすだけ。まつ毛の上側と下側の両方から、とかすのがポイントです。回数も数回で十分。

その後、いつものクレンジングで顔全体のクレンジングをして洗い流せば、キレイにマスカラが落ちていますよ。

 

お湯落ちタイプのマスカラもウォータープルーフのマスカラも落とせるので、どんな種類のマスカラでもOKなところも助かりますよね。

 

化粧品もどんどんバージョンアップして良いものが生まれています。新しい良い商品を上手に取り入れて、メイクを楽しんでいきましょう!

文/福井美余 撮影/かんばやしちあき