チークを塗る福井美余さん

こんにちは!メイクアップ研究家・メイクアップ博士®︎の福井美余です。

 

3月になって春を感じる暖かい日もありますが、まだまだ寒い日が続いていますね。春はそこまでやって来ていますが、肌は冷えやすい時期なので油断は禁物。ブラッシングやお湯パックで、血行を良くしておきましょう。

 

今日は、マスクをしていてもイキイキ美人に見せる方法をお伝えします!

「マスクするからチークはしない」はおブスの考え方

2月から3月上旬にかけては1年でも特に冷える時期。朝起きて鏡を見たときに、肌がくすんで見えたり、なんとなく顔色が良くないなぁ…と感じることはありませんか?

 

そんな時こそ活用して欲しいのがチーク。一瞬で透明感あふれる血色の良い顔になれます。

 

「マスクをするからメイクしても見えないし、マスクにチークがついて汚れるのがイヤ」という理由でチークをしない方も増えています。でも実は、マスクってチークを塗っていないと、顔色がとても悪く見えてしまうんです。顔の半分がマスクで覆われてしまうので、全く血色が見えないからなんですね。マスクの時こそ、チークは必須!

 

マスクから少し見えるくらいの「チョイ見えチーク」なら、外出中にマスクをしていても、家に帰って来てマスクを外したときも、顔色がイキイキ明るく見えますよ。そこで、フェイスパウダーを使って、チークがマスクにつきにくくなる裏技もお伝えします。 

簡単!“チョイ見えチーク”の塗り方

マスクをしているときに最適なチークの入れ方の動画

①まずは正しい位置を測りましょう

マスクから、少しだけチークが見えるように、顔の高い位置にチークを入れます。位置の目安は、人差し指と中指を揃えて、人差し指を目尻に並行に置きます。ちょうど中指の爪あたりに、チークブラシを置いてみてください。

 

②ブラシを2方向に動かします

まず、チークブラシを置いたスタート位置から耳の付け根に向かってブラシを動かします。次に同じ位置から耳の穴に向かってブラシを動かしてください。 

 

こうすると、高めの位置にチークが入るので、マスクからもチークがほんのり見えて、血色の良い印象に。頬がキュッとリフトアップして、若見え効果も得られます。

チークを手に取る福井美余さん

チーク選びは“色と光”が重要!

色選びに迷ったら「コーラル」を選びましょう。TPOを問わず、自然でイキイキとした顔色になります。

 

ラメやパールが強すぎると小じわっぽく見えます。ほんのり艶を感じる程度の優しいパール入りを選んでくださいね。

マスクにつきにくくなる裏ワザ!

チークがマスクにつきにくくなるために、チークを塗った後に、フェイスパウダーをチークの上に重ねてみてください。パウダーブラシでふわっと優しくのせるだけです。

 

フェイスパウダーは、色がついていない透明タイプがオススメですよ。上からパウダーをのせることで、化粧持ちが良くなる効果もあります。

 

ふと鏡を見たとき、血色の良い自分がいると気分まで上がりますよね。寒い日って動くのも面倒に感じたりするけれど、血色アップのチョイ見えチークで、顔も心も元気でイキイキ過ごしましょう。

 

文/福井美余 撮影/309スタジオ