【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:まのり

 

皆さん、お子様には何か習い事をさせていますか?どんな習い事をさせたらよいか?また、親がさせたいことと、子供がやりたいことが一致しなかったり、費用や送迎の面でも負担がかかったり、何かと大変なことも多いと思います。けれど、習い事って絶対にマイナスにはならないはず。そして、親である自分にとってもプラスになるんだという実感を紹介したいと思います。

 

ピアノ

私は、ピアノを習っていなかったので、残念ながら弾けません。なので、長女が「ピアノ習いたい!」と言い出した時も、乗り気ではありませんでしたし、「ピアノやるくらいなら、勉強ができるように塾でも行った方が・・」と思っていました。しかし、長女がせっかく自分の意志で言い出したので、応援することに。楽しそうにピアノを弾く長女をみて、どうせなので、自分も一緒に弾いてみることにしました。長女のテキストを見ながら一緒に弾いたり、音楽のワークブックを解いたり。これが結構楽しいのです。長女の習い事をみながら、自分も少しづつピアノが弾けるようになりました。普段、家事、育児、仕事しかしていない生活に、ピアノが加わることで、気分転換にもなりますし、心にゆとりをもてる時間となりました。今度のピアノの発表会では、先生にも勧められ長女と連弾することに。必要ないと思っていた芸術系の習い事に、想像外にハマってしまった母です。

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(練習用の楽譜。私もひそかに使っています。)

 

そろばん

この習い事は、長男が言い出しました。そろばんは、よくおすすめの習い事にランクインされているものの「今の時代にそろばんって。電卓叩けば十分。」とやはり私は乗り気ではなく。しかしこれも始めて見ると、大きな数の計算ができるようになり、少しずつではありますが、頭の中でそろばんをはじく「暗算」もできるように。買い物に行って少しくらいなら、「いま○○円」とわかるようになりました。母感激です。実は私自身もそろばんを習っていたので、計算はかなり得意。子供の頃に戻って、長男が間違えたところを一緒にやってみたりして、楽しんでします。

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兄弟で違う習い事のメリット

兄弟で違う習い事をしていると、送迎が大変だったり、スケジュールがいろいろと埋まってしまったり、親にとっては忙しいことも多いですが、お互いに習っていないことを教え合うことができるんです。長女と私がピアノを弾くことで、長男が興味を持ち、長女の使わなくなったテキストでちょっと練習してみたり、長男が得意げにそろばんを弾く姿をみて、長女も興味をもち、基本的な計算はできるようになりました。一緒に習うとどうしても競争意識が芽生えてしまいますが、習っていないことなので、「自分の方が下手だけど、ちょっとやるだけ」程度の意識で、いろいろなことにチャレンジすることができます。送迎の負担ばかり気になっていた親としては想定外のメリットでした。

 

子供のやりたいことを出来る範囲で。

我が家は、この習い事以外に王道の英語と水泳もならっているのですが、やはり、親が勧めて始めた習い事と、自分からやりたいと言って始めた習い事は、モチベーションにも違いがみえます。特に長女は、「英語嫌だな~」と言っています。嫌なりにも、一応いろいろと覚えて習ってくるので、続けてはいますが、今後はどうしようか悩むところ。けれど、ピアノのように、親も一緒に巻き込まれて勉強すると楽しんでやってくれるようになるかと、思案中。私ももう少し時間に余裕があれば、英語を一緒に学んでみようと思っています。 毎日の忙しさで、送迎や費用面ばかり気になっていた習い事ですが、実際は、子供がどう学ぶかどのように成長してくれるか。親の私も一緒に学ぶことで原点に帰れたような気がします。