“言えない派”は社交辞令を重く捉えすぎ？

多くの人が「言えた方が良い」と思っている社交辞令ですが、実は様々な角度から見れば大きなデメリットが存在します。以前放送された『ホンマでっか！？ TV』（フジテレビ系）では、専門家による社交辞令のメリットとデメリットが紹介されました。

 

番組で取り上げられたのは「今度ご飯行こう」という社交辞令です。まず法律評論家の見解から見ると「今度ご飯行こう」と言えない派は、「言った以上は実現しないと失礼」と思いがち。逆に相手から社交辞令を言われた時も、「実現されないのはおかしい」と思ってしまうかもしれません。

 

一方で社交辞令を言う男性の場合は出世しにくいという特徴がありました。マーケティング評論家によると「年収600万円未満の男性」が社交辞令を実現する割合は約5割。しかし年収1000万円以上の男性は約8割と、社交辞令だけで終わらせずに有言実行していることがうかがえます。

 

社交辞令を言える人と言えない人には性格に違いがあるものの、言った方が良いかどうかは状況によって判断していきたいですね。

 

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文／河井奈津