家電に任せたい家事のTOP3はリビング掃除・食器洗い・夕食準備

では、実際にどんな家事が増えているのか見ていきましょう。

 

調査によると、緊急事態宣言解除後も「負担増のままになりそう」とされた家事は、共働き家庭の男女ともに「リビングの掃除」、「昼食・夕食の調理」、「昼食・夕食の後片付けと食器洗い」でした。

共働き世帯の男女の内訳は、以下の通りとなっています。

ここでも、女性のほうが全体的に負担が大きいと感じていることが伺えます。特に昼食と夕食の準備に負担が増えていると感じているようですね。外食を控える傾向にある昨今、食事の準備と後片付けは重くのしかかる家事になっていると言えそうです。

 

家事の負担を減らす家電が熱望されている!

緊急事態宣言が発令されてからすっかり変わった私たちの暮らし。その中で、こうした家事の負担を減らしてくれる家電が欲しいと考えている人も増えています。

 

なかでも特に求められているのが、「リビング・寝室の掃除」、「3食の食器洗い」、「夕食の調理」です。パナソニックの調査結果を見ると、

となっており、男女ともにまんべんなく「家電でなんとかラクにしたい」という気持ちが結果に表れています。特に日々のリビングの掃除をめんどうに感じている人が多いようす。家族が集まり長い時間を過ごす場所だけに、床に落ちている髪の毛やホコリなどが気になるのかもしれませんね。また、先述した食事の準備と後片付けにまつわる家電にも熱い視線が注がれています。

 

新しい暮らしの中で、購入の決め手になるキーワードは【手軽】&【除菌】&【清潔】

上記の調査結果からもわかるように、自宅にいる時間が長くなって家事の負担も増えているなか、「家電に助けてほしい」と考えている共働き家庭は増えています。

 

これに関して、見逃せないこんな数字も。30~40代の共働き家庭の女性の87.4%、つまりおよそ9割が「家事を家電に任せて負担を減らしたい」と答えていたのです。家事の負担増を強く実感している女性からのSOSをキャッチアップした形となりました。

 

そんな女性たちの助け舟となるのが、家事の負担を減らす機能を備えた家電。新しい暮らしに合わせて機能も進化しています。特に、“家事の負担減のために欲しい家電”としてコロナ禍がきっかけに注目が集まっているのは、「ロボット掃除機」「食洗機」「乾燥機能つき洗濯機」

たとえば、ブラシにからまった髪の毛などのメンテナンスの負担を軽減してくれる「からまないブラシ」を搭載したコードレススティック掃除機。さらに、液体洗剤・柔軟剤の自動投入つきで洗濯から乾燥まで全自動のななめドラム洗濯乾燥機。そして、ボタンひとつで食器や調理器具をまとめてキレイに洗える食器洗い乾燥機。マイボトルを奥底まで綺麗にしたいという要望が高まるなか、ボトルホルダーつきのモデルも登場しています。どれもコロナ禍での環境の変化やそれに伴う心配・不安を解消してくれる頼もしい存在です。

 

とりわけ忙しい共働き家庭のための家電選びに欠かせないキーワードは以下の3つ

①手軽に使える

②除菌機能に優れている

③清潔性を期待できる

簡単な操作でしっかりと家事をこなしてくれる家電を味方につければ、体力的にも精神的にもラクに、しかもより家族との時間を大切にできるはずです。

 

これまで時間がかかっていたり、苦手なのに仕方なく頑張っていたという家事があれば、こうした家電に頼るのも一つの方法。無理なく快適な生活を実現するために、ぜひ優秀な機能を搭載した家電をチェックしてみてください。

 

 

すきま家事の日常化によって増えている“自覚なし疲れ”についてご紹介しましたが、いかがでしたか?思い当たる方は、知らず知らずのうちに自分に無理を強いているのかもしれません。

 

大きなストレスへと変わる前に、新しい暮らしに合わせた家事や家電について夫婦で考えてみることをお勧めします。そうした時間はきっと、自分たちが希望する暮らしを叶えるはずですよ。

 

「しない家事」をサポートする家電はこんなに!

間取りをすばやく正確に認識する次世代ロボット掃除機
「ロボット掃除機<ルーロ>」MC-RSF1000

新搭載のレーザーSLAM

(※1)により間取りをすばやく正確に把握し、効率的にしっかりお掃除。部屋と部屋の敷居やマットなど約2.5cmまでの段差もスムーズに乗り越え(※2)、人の目では見逃しがちな小さなゴミもしっかり取り除く。デザイン性と作業効率を追求したフォルムも魅力。オープン価格/パナソニック

(※1)SLAM(スラム)技術・・・Simultaneous Localization and Mapping(自己位置推定と地図作成を同時に行う技術)

(※2)床面の材質や形状によって乗り越えられない場合があります。

 

髪の毛やペットの毛がほとんどからまない、お手入れがラクなブラシが便利
コードレススティック掃除機 「パワーコードレス」 MC-SBU840K

気付いた時にサッと使えて、しっかり掃除できる、高い吸引力も好評のパワーコードレス。新製品はブラシのお手入れがラクになる新機能「からまないブラシ」をはじめ、ラクに使えて、しっかりキレイになる機能が搭載。ハウスダストなどの「見えないゴミ」まで逃がさない「クリーンセンサー」も。オープン価格/パナソニック

 

50℃以上の高圧水洗で洗いにくいものまで洗え、除菌(※3)もできる
食器洗い乾燥機 NP-TZ300

50℃以上の高圧水洗により洗いながら除菌(※3)まで完了。大皿はもちろん、フライパンや鍋、まな板などの調理器具まで一度に洗える。コンパクトなデザインで限られたスペースにも置きやすい。オープン価格/パナソニック

(※3)「乾燥のみ」の設定では除菌できません。〈除菌の試験内容〉●試験機関:(一財)日本食品分析センター ●試験方法:寒天平板培養法 ●除菌方法:加熱高温水噴射方式 ●除菌対象:庫内食器類 ●試験結果:99%以上の除菌効果。 試験成績書発行年月日:2020年1月17日 試験成績書発行番号:第19140845001-0101号 除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります。

 

人気の液体洗剤・柔軟剤自動投入搭載で、除菌(※4)もできる温水洗浄コースが充実
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R

本洗いの前に予洗いをすることで分け洗いしなくても汚れ移りを防止する「2度洗い」モードと約40℃毛布コースを新搭載。パナソニック独自の温水泡洗浄は、泡立てた洗剤液を温水専用ヒーターで直接温める本格的な温水機能。約40 ℃で「ニオイの原因菌」を洗い落とす

(※5)コース、約60 ℃で白物衣類の除菌(※4)ができるコースなどを搭載。洗濯槽を自動で除菌(※6)し、黒カビの発生を抑制する(※7)自動槽洗浄や、一番よく触れるハンドルと手入れがしにくい窓パッキングの抗菌などにもこだわった商品。大好評の液体洗剤・柔軟剤の自動投入も搭載。オープン価格/パナソニック

(※4)「約60 ℃おまかせ(除菌)」コース使用時(容量:2 kgまで)。〈除菌の試験内容〉[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験成績書発行年月日]2013年9月10日 [試験成績書発行番号]第13047337001-02号[試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定 [除菌方法]加熱高温水による[対象部分]ドラム内の衣類 [試験結果]菌の減少率99%以上(パナソニック換算値)。全ての菌に効果があるわけではありません。

(※5)「約40 ℃においスッキリ」(タテ型は「においスッキリ(約40 ℃)」)コース使用時(容量:2 kgまで)。[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験成績書発行年月日]2016年7月13日(タテ型は2017年12月7日)[試験成績書発行番号]第16046506001-0101号(タテ型は第17117220001-0101号) [試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定[試験結果]菌の減少率99%以上(パナソニック換算値)・衣類上のにおい原因菌。全ての菌に効果があるわけではありません。

(※6)〈「自動槽洗浄」設定による除菌について〉[試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日]2014年4月22日[試験成績書発行番号]第14031842001-01号 [試験方法]ドラムおよび外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定[除菌方法]「自動槽洗浄」による[対象部分]ドラムおよび外槽[試験結果]菌の減少率99%以上(パナソニック換算値)

(※7)黒カビ発生を抑える効果について (1)「自動槽洗浄」設定による黒カビ抑制:[試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日]2014年4月4日 (タテ型は2018年3月30日)[試験成績書発行番号]第14018475001-02号  (タテ型は 第18008594001-0101号)[試験方法]ドラムおよび外槽(タテ型は洗濯・脱水槽および外槽)に取り付けた培地付着プレートの黒カビ抑制確認 [黒カビ抑制方法]「自動槽洗浄」による [対象部分]ドラムおよび外槽(タテ型は洗濯・脱水槽および外槽)[試験結果]黒カビの発育なし

 

泡のパワーで手入れがよりラクに
温水洗浄便座 ビューティ・トワレ AWMシリーズ

便器面を泡でコーティングすることで、こびりつき汚れ・輪じみ汚れ・飛びハネ汚れからトイレを守る。泡の素は台所用の中性洗剤なので、専用の洗剤を用意する必要がなく、段差や継ぎ目が少ないデザインでお手入れがラクなのも嬉しい。オープン価格/パナソニック

 

■調査概要

調査エリア:関東(1都6県)・関西(2府6県)

調査対象者:20~69歳男女

サンプル数:3,000(うち30~40代共働き夫婦は1328)

調査期間:2020年6月26日~7月3日

調査方法:インターネット調査

なお、調査ではコロナ前を「感染流行前」、コロナ中を「緊急事態宣言中」、コロナ後を「緊急事態宣言解除後」と定義。

 

文/高梨真紀 イラスト/小幡彩貴 出典/パナソニック『家事に関するライフスタイル調査 第4弾』(2020年)