「結果にコミットする」というキャッチコピーでおなじみ。プライベートジムRIZAPが、今度は料理教室をはじめて人気を集めているようなんです。2カ月のレッスン料は約30万円。それなのに、話題を呼ぶその秘密とは…。その真相を取材すべく、編集部が潜入取材をしてレッスンに参加してきました。
1対1のマンツーマンレッスンでキッチンもトレーナーも独り占め
今回訪れたのは、東京・吉祥寺の駅から徒歩5分の場所にあるRIZAP COOK吉祥寺店です。受付は、‟これぞRIZAP”と言わんばかりの黒×ゴールドを基調にした内装デザイン。でも、奥のキッチンスペースに進むと一転、白一色の明るい空間が広がります。
こちらの最大のウリは、トレーナーから1対1のマンツーマン指導が受けられること。料理教室と言えばグループレッスンが当たり前でしたが、こちらではトレーナーやキッチンスペースが独占でき、少しでも疑問に思ったことがあれば、すぐ質問することができる仕組みになっています。
「料理初心者だが飲食店を開業したい」「結婚を控えているから急いで料理を習いたい」など、門を叩く理由はひとそれぞれだそう。「どんな方でも、目標に向かってオリジナルのプログラムを作りますので、ご安心ください!」というのは、今回担当してくれた八尾網紀さん。過去には、都内の一流ホテルでシェフを務めたことがあるというプロの料理人です。これは心強い。料理経験がほとんどなかった私にも、包丁の握り方から盛りつけ方まで、ていねいに教えてくれました。
手本を見せるのは失敗させてから。そのほうが、理解が深まり、上達のスピードもアップ
それではレッスンスタート。今回挑戦したのは、牛肉の塩釜焼き。牛肉は、美と健康にうってつけなオージー・ビーフのサーロインを使用しました。
まずは体験者にチャレンジさせて、その後に正しいテクニックを伝授するといった流れがRIZAP流。今まで間違っていた自分のやり方やくせが矯正できるので、早く、正確な技術が身につきます。料理の手順以外にも、料理にまつわる豆知識や世間話も挟みながら、なごやかなムードで調理が進みました。
朴葉で包む理由や塩のつけ方など、どのステップにおいても理由がきちんと説明されます。理屈からわかるからこそ、作業工程が素人でも理解しやすくなります。
フレンチスタイル、抵糖質パーティスタイル、和モダンスタイルという3種類のソースを作り、器に盛りつけて完成。自分でいうのもなんですが、包丁すらほとんど握ってこなかった私でも、初心者とは思えない仕上がりに。こんな豪華なメニューがわずか1時間ほどでできてしまうなんて、驚きました。レッスン後はもちろん、「お食事スペース」で、出来立てをいただくことに。習った料理を自宅で作ろうと思ったければど、うまく作れない…。そんなときは、教室以外の時間でも、オンライン上でアドバイスをもらうこともできるそう。また、管理栄養士による健康管理の指導も受けられるなど、幅広く料理を学ぶことができるそうです。味も、健康管理も、今よりもワンランク上の料理が作れるようになるRIZAP COOK。本気で料理の腕を磨きたい人には、おすすめの料理教室です。
現在は都内で4店舗を展開。レッスンは1回(50分)で16回