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前回は、食べ過ぎた翌日のリセットごはんを紹介しました。今回は、好きなものを食べる際、カロリーの低い食材に置き換える方法を、管理栄養士の岸村康代さんに教えてもらいました。

 

カロリーの低い食材に“置き換える”だけで効果が!

食欲を抑える方法やリセットごはんは、これだけでも十分ダイエット効果があります。さらに、いつもの食事の食材を、低カロリーなものに置き換えるとカロリーコントロールできます

 

「たとえば、“ご飯とひと口で言っても、小盛りは約150キロカロリー、普通盛りは約250キロカロリー、大盛りは約420キロカロリーと、量によってカロリーは変わってきます。この部分は、毎日の積み重ねで、大きな差が出るところでもあります。でも、だからといって少量でガマンするのは、次の食事で身体が脂肪を蓄えようとしてしまい、逆効果です。そこで試してほしいのが、食材の置き換えです。ムリをしている感覚もなく、満足感を得ながら、カロリーを抑えることができます」

 

ラーメンやパスタは、麺をエノキダケにチェンジ!

おいしくて、ついたくさん食べてしまうラーメンやパスタ。あとから高カロリーと気づいて体重が気になってしまいますが、これらの麺は、エノキダケで置き換えができます。

 

「エノキダケの細さや歯ごたえは、パスタやラーメンの麺に似ています。エノキダケを入れて、その分麺を少なめにしても、食物繊維が豊富なので、満足感はそのままでカロリーを減らせます」

 

白米をキャベツに置き換えたら…

もともとキャベツは低カロリーで、ダイエットの強い味方です。このキャベツは、白米の置き換えとして重宝できます。

 

「一年中手に入りやすいうえに、歯ごたえも楽しめるキャベツは、千切りにして、味をつけずに白米の代わりに、おかずと一緒に食べるといいでしょう。白米を全部キャベツにしなくても、ご飯を数口分減らして、その分はキャベツにするのも手です」