育成に自信がある人は少ない!?
部下のミスや勤務態度を改善するのは大変なことですが、世のビジネスパーソンたちは部下に対してどのようなことが“育成に繋がる”と考えているのでしょうか? 公益財団法人日本生産性本部は、以前662名の人たちを対象に「職場のコミュニケーションに関する意識調査」を実施しました。
まずは“部下または後輩の育成をおこなっている人”の割合を見てみると、“育成をしている”との回答率は85.0%。大半の人が育成に取り組んでいるものの、部下や後輩を育成することについて「自信がある」と答えた人はわずか37.5%でした。
さらに同調査では、“叱ることは育成に繋がるかどうか”も質問。叱ることに賛成的だった回答は89.0%にのぼるため、「注意や指摘は決して無駄じゃない」と考える人は多いようです。
部下や後輩を何度注意しても改善されない場合は、違う方法で向き合った方がいいかもしれませんね。
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文/内田裕子
参照/公益財団法人日本生産性本部「職場のコミュニケーションに関する意識調査」https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/R56attached.pdf