©2020 Midnight Swan Film Partners

 

「これまで演じた中で一番難しい役」としながらも、「考えすぎずに自然に演じることができた」という役者・草彅剛の凄さを改めて実感できる映画『ミッドナイトスワン』。都会の片隅で生きるトランスジェンダー・凪沙が母性に目覚め、母親としてそして女性として生き抜こうともがく姿を繊細に演じています。

 

無償の愛を注ぐ凪沙を抱きしめたくなる!


映画『ミッドナイトスワン』

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新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙(草彅剛)のもとにやってきたのは、母親の沙織(水川あさみ)から育児放棄された親戚の娘・一果(服部樹咲)。愛想もなく、トラブルを起こす問題児である一方で、バレリーナに憧れている一果と暮らし始めた凪沙に「母親になりたい」という気持ちが芽生えます。

 

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虐待を受け、傷つきながら生きてきた一果の「バレリーナになる」という夢を叶えるために、サポートすることを心に決めた凪沙。「女性として生きたい」と願う凪沙にはつらいことであっても、一果の夢のために無償の愛を注ぎます。同僚に対しても、もともと面倒見の良さを見せる凪沙でしたが、一果と出会うことで母性に目覚め、愛はより深くそして優しさに満ちたものになっていきます。しかし、凪沙自身が直面する壁はとても厚く、どんなに努力しても願いはなかなか叶いません。そんな凪沙をギュッと抱きしめたくなる、そんな作品です。

 

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