少女が信じるのは両親の愛情
新任のイケメン数学教師・南（岡田将生）に淡い恋心を抱くちひろ。ある日、卒業アルバムの作業で帰りが遅くなったちひろとその友達を、南先生が車で送ってくれることに。先生の車の助手席で、幸せな表情を浮かべるちひろ。しかし、宗教の儀式を行うちひろの両親を見た南先生が口にした言葉で、一瞬にして、悲しみのどん底に突き落とされるのです。
周囲からどんな風に見られているのかを、大好きな先生の言葉から知ることになったちひろ。深く傷つき、これまで信じてきたことにも疑問を感じ始めます。ちひろが何を信じ、どんな行動を見せるのか。胸が締め付けられながらも、自我に目覚めたちひろの意思、そして家族の絆、希望が伝わる作品です。
