台風、大雨、地震…。大規模な自然災害が毎年のように発生していますが、住まいに万が一のことが起きるリスクに備えて、火災保険や地震保険を契約する人が増えています。一方で、保険料は近年値上がり傾向で、2021年1月からも値上がりが予定されています。そこで今回は、賢い火災保険の入り方をまとめて紹介します。
盗難や破損の際も「火災保険」がおりる!
火災保険は、住まいに万が一のことがあった場合に備えて加入する保険です。「火災保険」という名前から、家が“火事”になったときだけ保険金が出るものだと思っている方もいますが、その他にも以下のような災害で保険金を受け取ることができます。
火災保険の主な補償内容
自然災害だけでなく、「盗難」「破壊」といった人的被害に対しても保険金が出る場合があります
(※どの災害で保険金が出るかは、契約により異なります)。
火災保険は、居住している「建物」にかけるだけでなく、家具や家電製品などの「家財」にかけることもできます。建物と家財両方にかけたり、どちらか片方にかけることもできます。
現在、賃貸住まいの方は、契約時に火災保険に一緒に加入しているでしょう。また、住宅を購入した場合も、住宅ローンの契約時に加入を義務としていることがほとんどです。