匿名性に優れた“オンライン目安箱”
反対派からの声にもあったように、投書箱は「周りにバレる」というデメリットがあるのも事実。そんな時はオンライン上で利用できる“目安箱”を利用するといいかもしれません。
たとえば、サイボウズ株式会社が展開するクラウドサービス「kintone」では「目安箱」の利用が可能。“アクセス権”を設定すれば、投稿しても他の社員が見れないシステムに変更できます。匿名性を守りながら自由に投稿できるのが嬉しいですね。
他には、Postech株式会社が運営する完全匿名意見収集サービス「postech」も見逃せません。同サービスは完全匿名で使用できる“クラウド目安箱システム”。従業員の“本音”を引き出せるツールとして好評のようで、「完全匿名だから思ったことが伝えやすい」などの声が寄せられています。
メリットとデメリットがある「投書箱」。より風通しの良い職場になるよう上手に活用したいものですね。
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文/内田裕子