【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:外山ちえ子
親が子供の時英会話を学んだので、子供にも!と考えた
ママ友達と話をする時、“子供の習い事”について話題になることも多いかと思います。わが家では、息子が5歳の時より、ほぼ同時期に英語教室と体操教室に通わせ始めました。体操教室に至っては、本人が「通ってみたい(思いきり体を動かしたい)」という事で通わせ始めましたが、英語については当然ながら本人に行きたい意志があったわけではなく、親の意向で英語教室を決め、通わせる事にしました。実は私も5歳児の時から近所で英語を習い始めたのですが、英語教室ではなく、アメリカ人の牧師さんが運営する教会で英会話を習っていました。よって、読み書きの勉強の内容よりも、英語で歌った讃美歌やらお祈りの言葉、クリスマスのイベント等を良く覚えている状態です(笑)。しかしありがたいことにアメリカ流発音は結構きちんと覚えましたね。ですので、息子も英語を「学習する」というより「親しむ・楽しむ」ことを念頭に置いて英語教室に通わせることにしました。新年を境にお子様のスクール通いについて考えるご家庭もあると思いますので、一家庭の一例として参考にして頂ければ幸いです。
まずは家庭で英語への抵抗感を払拭してからスクールへ!
夫は英語を殆ど学習しませんが、私は昔海外での親善ボランティア活動やワーキングホリデーの渡航経験があるのと、以前勤め先で一定以上のTOEICスコア取得が必要だった名残りで、独学ですが細々と英語の勉強は続けてきました。ですから、まず“息子の前で英文を読み書きする姿を見せる”、“ディズニー映画を英語音声で観る” 等「親が自然に英語に触れる」姿をまず見せていきました。また、クリスマスや私の誕生日に外国人の友人からプレゼントやカードが届くので、それを息子にも見せて「英語が出来るとね、違う国の人たちと仲良くなれるよ。この人はオーストラリアの人、この人はカナダの人…」と、英語で書かれた手紙やカードを見せて、和訳して内容を聞かせたりしました。こうしてある程度息子が英語に対する抵抗が無くなったかなと感じた頃、居住市内にあるアットホームな英語教室の「Saturday Preschool」という、毎週土曜日の9時から正午まで学べるクラスに入会しました。こちらのクラスは、どちらかというと「英語の保育園」的なプログラムで、午前中前半に英語の読み書きを行い、おやつタイムを含めた午前中後半に、屋外で散歩やゲーム等をしながら英会話を行うというクラスでした。先生は、アメリカ人講師と日本人のサブ講師の2名体制でしたが、定員6名の小クラス制なので子供に目が行き届いていて、息子も毎週楽しく通ってくれました。更に親の送迎もゆとりがあり、朝9時前に英語教室に送り、12時頃に迎えに行けたので、その間自宅で買い出しや掃除等の家事を終わらせることが出来て大助かりでした(笑)。月謝はそれなりに高めではありましたが、イースターピクニック等の楽しいイベント参加や、クリスマス会に大勢の保護者の前で自分自身について英語でスピーチをするなど、家庭と保育園の往復だけでは体験出来ない事を、息子が色々できたことで元は取れていると思っています。(ただし、毎週出される宿題を息子にさせるのが結構大変でした。なかなか手を付けてくれなくて…)しかし残念ながら、このクラスは未就学児対象でしたので、息子の保育園卒園に合わせて退会しました。


息子の新しい英語教室はかつての母の学び舎!
息子の小学校入学に合わせて、私はフルタイムからパートタイムに勤務時間を短縮したので、息子の新しい英語教室は私の勤務終了後でも送迎できる平日クラスのある所を探すことに。そこで急浮上したのが、自宅最寄り駅から30分程度電車で移動するところにある英語教室です。私が独身時代に英語の再学習のため利用していたスクールです。個人経営の英語教室なのですが、アメリカ出身マネージャーのWさん及び教師陣の優秀かつ好ましい人柄に加え、“経営者がクリスチャンの方で英語教室も儲け主義ではなく慈善・博愛の雰囲気が強い”、“イベントやアクティビティに良心的な価格で参加出来て大いに楽しめる”所が気に入っていたので、安心して息子を通わせる事が出来るだろうという親のひらめきです。早速Wさんに相談して息子を体験レッスンに参加させてみたところ、前の英語学校では女性講師に教わっていたせいか、その日レッスンを担当した男性講師の教え方に新鮮さを感じたらしく、「ココに通いたい!」という事でしたので、入会を決定しました。現在息子は17:45から50分間の初級英語クラスに週一回通っています。前の教室と同様毎回宿題は出されていますが、最近は声をかけるとさっさとノートを広げて宿題を終わらせてくれる様になりました。こちらの英語教室でも年間数回イベントが開催されますが、前の学校とは違うダイナミックなイベントも多くて、息子はいつも楽しみにしていますし、引率する私も昔に戻ったような気分で一緒に楽しんでいます。

