仕事場では標準語を話すべき?
確かに方言は地域の“文化”であって、あざ笑うなどもってのほか。コミュニケーションの一環として“イジる”ことはあるかもしれませんが、相手が不快に思っていたらすぐにやめるべきです。
しかし、それは別として、「方言を馬鹿にするのはよくないけど、仕事の場ではなるべく標準語を使うべきでは?」との声も。方言で話すと他の地域で暮らしてきた人には通じない可能性があるため、「情報を正確に伝えなきゃいけない場合は直した方がよさそう」などのアドバイスもありました。
ちなみに、「上司から『方言を直せ』って言われたけど、直す必要あるの?」といった悩み相談がネット上に寄せられた際は、「単純に訛ってると聞き取りづらいから、なるべく標準語のイントネーションや語彙で会話してほしい」「プライベートで話す分には自由だと思うけど、仕事では極力おさえた方がいいかな」との声が。仕事中は意思の疎通が図りやすいように、標準語を話すべきだと考える人は少なくないようです。
一方で「会社側が社員の話す言葉まで指定するのはどうなの?『方言を直せ』って命令するのはやりすぎのような…」「訛ってるのを承知の上で採用したのなら、入社してから直させるのはおかしい」との指摘も。職場では方言を直すべきか否かについては、賛否両論の意見がありました。