生まれ故郷から離れても、子どもの頃から染みついた“方言”はついつい出ちゃうもの。職場などでも気がついたら方言で話してしまう人も少なくありませんが、なかには「方言を馬鹿にされてつらい」と悩んでいる人もいるようです。

方言をイジられるのがつらい…

以前ネット上では、「職場の同僚にいつも方言をイジられる」という地方出身者のお悩みが話題に。彼は北海道出身で、例えば「ゴミを捨てる」をつい「ゴミを投げる」と言ってしまう時があるそうです。するとすかさず同僚が「さすが田舎者」などと囃し立てるのだとか。同僚は物珍しさが先立っているようでさほど悪意はなさそうですが、相談者は「毎度のように言われるとさすがにイライラする」と訴えていました。

 

「ゴミを捨てる」という意味の方言はほかの地域にもあるようで、「自分も『ゴミをほる』ってポロっと方言が出ちゃうことがあるから、気持ちはわかる」「大人になるまで『ゴミをほかす』が標準語だと思ってた。方言ってなかなか直らないよね」といった共感の声が。出身の地域を問わず、方言が抜けない人は少なくありません。

 

また今回のお悩みには、「方言は人の個性みたいなものだから、同僚からなんと言われても堂々としていればいいと思うよ」「これは明らかに同僚が無神経。生まれ育った土地の言葉は大事にするべきだし、それをからかうのは大人のすることじゃない」といった意見が。相談者を励まし、勇気づける書き込みが多くみられました。