“腸活”に役立つ絶品レシピ
関先生は野菜の見分け方だけでなく、「美味しくするための保存方法」についても紹介。例えば春キャベツは、“つまようじを芯に刺す”と良いそうです。 成長点である“芯”を壊すことで、葉の栄養が芯に逃げないよう防止。芯につまようじを刺した後は、ラップなどで包んで冷蔵庫へ入れましょう。通常より1週間ほど長持ちしますよ。
また抗酸化力が強いトマトの“リコピン”を増やすには「新聞紙」がうってつけ。1つ1つトマトを優しく包み、“ヘタ”の部分を下にして常温保存してください。直射日光を避けて追熟させれば、栄養価も旨味もワンランクアップ。ちなみに真っ赤に完熟したトマトには不向きなので、なるべく早めに食べた方がいいかもしれません。
野菜を美味しくするための様々な方法を学べたところで、関先生は簡単に作れる「蒸し野菜」のレシピを伝授してくれました。まずは水を張ったお鍋の中に“蒸し皿”を敷いて、その上にお好みの野菜を置いていきます。 バランスよく野菜を並べたら、あとはフタをして20分間蒸すだけ。関先生いわく、「野菜をじっくり蒸して温めることで、野菜の甘みや旨味を引き出せる」とのことでした。
蒸し野菜に使うドレッシングには、すりおろした山いも(約50g)、めかぶ(1パック)、納豆(1パック)を混ぜ合わせた「発酵ベジドレ」を使用。3つの食材には腸内環境を整える効果があるため、味だけでなく健康面にも気を配りたい人にはピッタリなレシピですね。