小休憩をデスクでとる人は約4割!

最近では、働き方改革によって就業時間が短くなった会社も多いはず。一見するとメリットのように感じますが、「長時間労働がなくなったせいで、仕事をより早くこなさないといけなくなった」という意見もあがっています。

 

では、働き方改革の推進で休憩が取りづらくなった人はどれほどいるのでしょうか? 江崎グリコ株式会社は以前、20~50代のビジネスパーソン800名を対象に「仕事中の休憩 実態調査」を実施しました。

 

まず「(働き方改革の影響で)以前より短時間で効率よく仕事をしなければいけない」と感じる人の割合を調べると、半数を上回る66.1%という結果に。「以前より忙しさが途切れず、ランチに出られないことが多い」と答えた人も全体の26.3%にのぼり、年代別では「20代」が33%で1位でした。

 

また同調査ではランチ休憩だけでなく、職場での“ちょっとした休憩”についてもリサーチ。「以前よりちょっとした休憩がとりにくくなった」と感じる人は50%の割合を占め、実際に“ちょっとした休憩”を実践できていない人は60.1%に達しています。さらに、「仕事中のちょっとした休憩はデスクでとることが多くなった」との回答も40.5%で高めの割合に。働き方改革の推進によって、休憩のとりづらさを訴える人は少なくありません。

 

仕事がいくら忙しくても、体調を崩さないように適度な休憩を心掛けていきたいですね。

 

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文/長谷部ひとみ

参照/江崎グリコ株式会社「仕事中の休憩 実態調査」https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101037/201812071201/_prw_PR1fl_K4o9y98q.pdf