「中心結節」の治療法

 

筆者撮影

 

小臼歯や大臼歯が生えて来た時点で、噛む面が凹んでおらず、上の写真の歯のように噛み合わせの面に突起が見られたら、歯科医院に相談してください。 中心結節の治療法は、大きく2パターンが考えられます。

 

1.補強する

噛んだ時に折れない様、突起の周囲を「レジン」という硬質プラスチックで埋めてしまいます。周囲を補強すれば、結節が折れるリスクはほぼ避けることができるため、スタンダードな治療法といえるでしょう。

 

2.少しづつ削る

数か月に1度、神経が出ないレベルで、少しずつ削っていく方法です。少しずつ削ることで、内面が徐々に第2象牙質

(新しい象牙質)に置き換わり、神経を表層から徐々に遠ざけることが可能になります。

 

ただし「中心結節」の大きさ・長さ・形態には、かなり個人差があるため、まずは歯科医院を受診して適した処置を相談することをお勧めします。