驚きの隠し味は「イチゴ果汁」と「塩辛の汁」

ニンジンとジャガイモが茹で終わったら、ジャガイモを180gの油で素揚げに。そして櫛切りにした玉ねぎは、フライパンで炒めていきます。玉ねぎに火を通したら、次は肉を焼く工程。この時に豚肉を“バラ肉(150g)→肩ロース(150g)”の順番で焼いた方がいいそうです。

 

バラ肉は中火でじっくり焼いて脂を引き出し、そのあとに肩ロース肉を加えて焼くのがポイント。しっかり引き出した豚肉の脂で、すりおろしニンニク(13g)と薄切り玉ねぎを炒めていました。

 

いったん火を止めて、スープストック、豚肉、ニンジン、ジャガイモ、ローリエをフライパンに投入。ひと煮立ちさせたらカレールーと玉ねぎ(櫛切り)を入れ、だいたい5分ほど煮込んでいきましょう。 すりおろしニンニク(6g)、バター(15g)、塩(2g)を加え、隠し味としてイチゴ果汁(25cc)、塩辛の汁(小さじ1・1/2)、ビール(30cc)もフライパンの中へ。これで土台となるカレールーは完成です。

 

後はこのルーに細かく刻んだブルーチーズ(3~4人分に対し10g)を入れれば、「ポークカレー2020」というカレーに。そして汁を濾したキムチ(3~4人分に対し小さじ2)を入れると、「ワイルドポーク」ができあがります。あとは2種類のカレーを、器に盛られたご飯の両側にかけるだけ。まさに1皿で2度美味しいカレーですね。