いますぐやってみて! 2つの「コロナ疲れ」対策

 

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【対策1】日光を浴びる

「心理学的と言っていたのに、日光?」と思われる方も多いかもしれませんが、日光に浴びることの必要性は、実際のカウンセリングでもよくお伝えしています。

日光に当たると、感情をポジティブにする〝幸せホルモン〟とも呼ばれる「セロトニン」が出て、前向きな思考になることが分かっています。つまり日光に当たることは、心の健康にとても大切なこと。 特に外出自粛の現状では、日光を浴びる機会が減った方も多いと思います。玄関先やベランダなどに出て、毎日適度に日光を浴びるようにしてみましょう。きっと気分もリセットされて、思った以上に気が晴れてくることでしょう。

 

 

【対策2】集中できそうな好きなことをする

自宅にいることを余儀なくされているときだからこそ、ここは考え方を変えてみてはいかがでしょうか? 以前からやってみたかったことや、自分の好きなことをしてみる時間に当ててみましょう。 趣味や好きなことには、没頭して集中することができますよね。心理学的にも「集中力が高いとき、人は不安やストレス・疲れを感じにくい」とされています。 泣いていても笑っていても、時間は過ぎていきます。不安やストレスで「疲れているな」と感じたら、自分の好きな時間で埋め尽くしてみましょう。 例えば…


●ほったらかしになっているジグソーパズルをやる


●長いので見ていなかった海外ドラマを全部見る


●オンラインで英語のレッスンを受けてみる


●前から興味を持っていた家庭菜園に挑戦してみる


●資格を取るための勉強をする


●思いっきり寝る


●手のこんだ手料理を作ってみる


●部屋を片づける  など、小さなことで構いません。「疲れているな」と思ったら、一時でも別の物ごとに集中してみましょう。 不安やストレスが完全に消え去るわけではありません。しかしいまは、心身の健康を保って再び前を向くためにも、ぜひ試してほしいと思います。

 

 

文:nana