【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:はないまさこ
わが家の学びのモットーは、幼少時に必要な先取り学習よりも知的好奇心を育てること、先行体験を積んで普段の生活や遊びの中から興味関心を広げていくこと、です。子供とっては遊びのようにいつの間にか楽しく学べているというのが理想。知的好奇心さえあれば、学ぶことは楽しい!と思えるので、不思議と必ずしも自分の好きなことばかりとは限らない学校の勉強にも意欲的になれるように感じています。そんな我が家では、今日本地図がブーム。幼児期から小学校低学年までで都道府県をマスターできた方法をお伝えします。
①児期:ドラえもんの日本旅行ゲームで遊ぶ
この旅行ゲームは、都道府県を知らなくても、すごろくをしながら県名や名産品に親しむことができます。ちなみに日本地図のカルタも持っているのですが、都道府県が全くわからない状態だと楽しめなかったので、先にゲームで楽しく覚えてから、の順番がオススメです。
②児期~小学校低学年:くもんの日本地図パズルで遊ぶ
このパズルはピースが立体的なプラスチックでできているため、それぞれの県の形がわかりやすく、子供でも扱いやすいのが特徴です。8つの地方ごとに色分けされた基本ピースと色のない発展ピースの2種類が入っています。また、漢字の読めない幼児向けにひらがなの振り仮名シールや、県名を覚えられた子向けに目隠しシールも入っていて、都道府県の形を覚えることもできるようになっています。初めて地図を覚える子から、学びが進んでいる子まで、子供のレベルにあわせてステップアップすることができます。
わが家は8歳と5歳の姉妹がいて二人がそれぞれパズルで遊びたがるので、ピースが2種類入っているのにはとても助けられました。パズルの台は1台しかありませんが、上の子はあえて台なしでパズルを組み立てる遊び方にも挑戦しています。台があるとピースをあてはめていくことで何となくパズルが完成してしまいますが、台がない場合は県の位置をしっかりと理解する必要があるので、日本地図を正確に覚えるのにとても役立ちます。
③幼児期~小学校低学年:白地図で遊ぶ
くもんのパズルで日本地図をマスターした後、実際に手を動かして地図の理解を深めていきます。パズルでインプットした知識を、白地図で作業をしてアウトプットすることで、記憶がより定着するのです。
白地図はちびむすドリルなど、無料の学習プリントサイトからダウンロードすることができます。
ちびむすドリル(白地図)
http://happylilac.net/sy-sirotizu.html
まずは白地図を塗り絵として遊び、8つの地方ごとに色分けしたり、自分の知っている県や行ったことのある県に色を塗るなどして楽しみます。小学生であれば、覚えた県名を地図に書き込んでいきましょう。最初はひらがなで書いていき、少しずつ漢字でも書けるように繰り返していくとよいですね。
同じくちびむすドリルには、都道府県の漢字テストまでありとても役に立ちました。
ちびむすドリル(漢字テスト)
http://happylilac.net/mu1605181600.html
子供が地図に興味を持つ秘訣
「親が買う知育玩具に子供があまり興味を示さなくて困っています」という方へ。ママもぜひ一緒に地図遊びを楽しみましょう。「パズル買ってきたわよ。さあ、地図を覚えなさい」と言われても食いつかない子供でも、「ママは最近都道府県に興味があって覚えたいからパズル買ったのよ。楽しいな~!」とママが率先して楽しんでいたら、寄ってきて一緒にやりたがると思います。
こんな風に遊んでみても
日本地図パズルは、ママと長女でどちらが早くを完成できるか、タイムを測って競争します。白地図遊びでは、一緒に塗り絵をし、県名を書きます。書いた県名は親子で互いに答え合わせをするのがお薦めです。「ママがわからなかった県がわかったよ!」、と長女はとても得意げにしていて、おおいに盛り上がりました。普段丸付けはママのお仕事ですから、子供もママの答えの丸付けができる、というのは子供にとって楽しいようです。やっている内容はずばり社会の勉強ですが、子供にとっては勉強させられている感はゼロのようで、率先してやりたがります。中学受験で都道府県の名前・位置を覚えることは必須ですし、小学校の社会でも4年生で覚えるようです。その時に必死になってイヤイヤ覚えるよりも、楽しんで身に着けておけたら楽ですよね。私自身も久しぶりに地図を覚えなおしましたが、都道府県がすべてわかるようになったら本当に楽しいです。
親と一緒に遊んでくれる頭も心も柔らかい幼児や低学年のうちに遊びながら地図をマスターしてみませんか?