スーパーマーケットで野菜などを買う際は、できるだけ新鮮な食材を選びたいもの。店舗側でも商品の鮮度を保つため、企業努力をしているようです。そんな中で合同会社西友は、新鮮な野菜を提供する画期的な取り組みを始めて注目を集めていました。

 

新鮮な野菜が採れる「店内植物工場」とは?

今年2月に同社は、埼玉県ふじみ野市の「西友 上福岡店」に「店内植物工場」を開設。「プランツラボラトリー株式会社」と共同で、より鮮度の高い野菜を提供する仕組みを整えました。

 

「店内植物工場」は店舗の3階に設置され、水耕栽培装置でレタスを栽培。専任のスタッフが毎日収穫・包装をおこない、そのまま1株137円(税抜)の商品として販売されています。生産地が“店舗の3階”なので、鮮度の高さは文字通り“採れたて”。またレタスはどれも無農薬で栽培されており、天候に左右されることなく1年を通じての安定供給が可能です。

 

商品となる野菜を店内で栽培しようという先進的な試みに、SNSなどでは「まさかスーパーが野菜を育てる時代がくるとは!」「運送費もかからない分安いだろうし、採れたてだから鮮度も抜群なはず。スーパーにとっては革命なのでは?」といった声が。ちなみに「店内植物工場」で栽培されたレタスは、「西友 上福岡店」だけでなく近隣の店舗での販売も予定されています。