誤飲を招くシーンと対策
子どもが誤飲してしまう可能性が高い薬の特徴と、それぞれの誤飲対策を紹介します。
●親が毎日飲んでいる薬
毎日飲んでいる薬は、ついつい手の届きやすいところに置いてしまいがち。また、親が毎日飲んでいる姿を見て「なにか食べている」と誤解してしまい、手の届かなさそうなところでも足場などを持ってきて、手に取ってしまう可能性があります。
<対策>
・毎日飲んでいる薬は、決まった保管場所を設ける
・見えるところに置かない
・どこに置いてあるか見られないようにする
●シロップ薬
シロップの薬は甘くて飲みやすく、ちゃんと飲んでくれるので助かります。しかしその一方で、子どもが好んで飲んでしまう可能性もあり、必要です。 例えば、朝飲ませたシロップ薬を放置していたら、出かける前にいつの間にか飲んでいたとか、冷蔵庫から取り出して飲んでいた、といった報告もあります。
<対策>
・薬を飲ませた後は、すぐにしまう
・できるだけ手の届きにくい場所にしまう
●チューブや容器入りの塗り薬
チューブに入った塗り薬や容器に入った塗り薬も、誤飲してしまう可能性があります。 塗り終わったあとの薬をそのまま置きっぱなしにしたり、飲み薬じゃないから大丈夫だろうと思い手の届きやすいところに保管して誤飲につながったというケースも。 そのため、塗り薬でもシロップと同様に注意して、保管するようにしましょう。