身体のコリを柔らかくほぐす「ストレッチ」。しかしストレッチにまとまった時間をかけるのは難しいですよね。今年2月に放送された『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS系)では、短時間で効果を発揮するストレッチを紹介していました。

 

体が硬くなる原因「ファシア」とは?

そもそもストレッチをせずに体が硬いままだと、どのような影響があるのでしょうか?肩こりや腰痛といった不調は、全身の筋肉が硬くなると引き起こされます。また血流も悪くなるので、肌の老化や自律神経にも悪影響が。様々な不調や病気につながるため、体を柔らかくすることが大切です。

 

しかし、ただ闇雲にストレッチをすればいいわけではありません。体の硬さの原因は、骨や血管の周りなど全身を取り巻く「ファシア」という膜。ファシアが全身をつないでいるので、一部が凝り始めると連鎖的に影響を及ぼします。そのため肩こりを改善したい場合、肩だけでなく周りのファシアを柔らかくすることが重要だそう。

 

番組では最初に「肩こり改善ストレッチ」を紹介していました。まず横向きに寝た状態で、筒状のストレッチ器具(水筒でも代用可)を脇の下に置きます。ストレッチ器具の上に脇をのせて、体を前後へ20秒ほど動かしてください。反対側も同様に行えば、脇の下にあるファシアがほぐれて肩こり改善につながりますよ。