ドラッグストアで何気なく選んでいる「うがい薬」、一般的にはかぜ予防に使用するイメージが強いかもしれません。しかし、うがい薬の成分はそれぞれに作用や効果が異なり、目的に合わせた選び方をすることが大切なのです。薬局薬剤師が、うがい薬の正しい選び方をご紹介します。

 

うがい薬の成分も「作用・効果」に違いがある

 

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現在、ドラッグストアなどに並んでいる市販のうがい薬は、次の3つの成分が主流です。

●殺菌・消毒作用のあるもの
→「ポビドンヨード」「セチリピリジニウム」

●炎症抑制作用のあるもの
→「アズレン 」

それぞれがどのような特徴を持つのか、選び方と一緒に解説していきます。