マナー2:返信はできるだけ素早く
チャットは相手と会話をするためのツールですから、お互いに一方的にならないように気をつける必要があります。
まず、前述の通り、相手の反応もないままに思いつくことをひたすら長文で書くことは好ましくありません。反対に、相手が送信していることに対してきちんと反応しないことも非常に悪印象となります。
チャットはスピード感が重要なツールですから、相手からの連絡に対しては素早く反応できるようにしましょう。 そのためには、以下のようなポイントに気をつけます。
- チャットツールの通知機能は必ずONにしておく
- 相手のコメントに素早く返信する際には、チャットツールのリアクション機能を使うことも有効
- 相手の入力が自分の入力と比べて時間がかかっていると感じたときは、相手のペースに合わせるように心がける
チャットツールを利用しているときの相手の環境は様々なので、相手のレスポンスが遅い場合もイライラしない、なるべく急かすようなことを言わないようにしましょう。
相手は外出先で、移動の合間にタブレットでチャットを確認している可能性もありますし、何か他の作業を進めながらチャットをしているかもしれません。
スピーディーなやりとりができることがチャットの長所とはいえ、相手の状況を慮る必要があります。
マナー3:感情的な言葉はNG
相手の顔が見えないメールやチャットでは、ちょっとした言葉遣いが相手に強い印象を与えてしまうこともあります。
特に、お互いじっくり考える時間がなくリアルタイムで会話を進めるチャットでは、ちょっとした感情の揺らぎがそのまま文字に出てしまうことがよくあります。
ビジネスにおけるチャットでは、できる限り感情的な言葉を使わないよう心がけなければいけません。 ちょっとした衝動を抑えられなかったせいで相手の心証を大きく損なってしまったり、信頼を失ってしまったりする可能性があります。
マナー4:プライベートな連絡に使わない
チャットは気軽に使えるツールであり、実際の会話のようなやりとりができるところが非常に便利です。
そのため、フランクな雰囲気でコミュニケーションをとることができますが、ビジネスチャットはあくまでもビジネスシーンで使うツール。 仕事に関係のない連絡をするのは好ましくありません。
ビジネスチャットとして利用しているのであれば、それ以外の用事では使わないように気をつけましょう。
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