約8割以上の人が転職を希望!

ミドルからシニア世代の退職者を募る企業が多いようですが、会社として新たに入社する人も採用しなければなりません。新卒だけでなく中途採用に力を入れる企業が多い中、実際に転職を考えている人はどのくらいいるのでしょうか?

 

株式会社プラストは“転職”に関するアンケート調査を昨年実施。まず1100人の回答者に「転職を考えたことはありますか?」と尋ねたところ、「はい」と答えた人は“86.5%”に。多くの人が“転職を意識している”という結果になりました。

 

続いて「転職の際に給与以外で重視することは何ですか?」と聞くと、ダントツでトップになったのが「休暇など福利厚生制度(48.8%)」です。次いで「希望職種で勤務できるか(17.7%)」「フレックスタイム制度(14.0%)」の順でランキング入り。他には、「会社の将来性(10.8%)」「キャリアアップ制度(5.8%)」などがあげられています。

 

ちなみに「転職の際、興味のある情報は何ですか?」とも質問。第1位には「社内環境(57.4%)」が選ばれて、「現場の状況(50.1%)」「社員インタビュー(33.8%)」と続きました。半数以上の人が会社の雰囲気や文化などの情報に興味を持っているようですね。

 

昨年から実施する企業が増加してきた「黒字リストラ」。これからは“セカンドキャリア”を考えながら働くことも重要になってくるのかもしれません。

 

関連記事:公開義務化で転職が変わる!?会社の風土を知る重要な指針「中途採用比率」データ

 

文/牧野聡子

参照/株式会社プラスト「転職に関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000049109.html