仕事や家事に勤しむ身として欠かせない「健康管理」。しかし体の不調は、意識していないところから不意に現れるものです。今回は様々な“不調の原因”にフォーカスして、改善方法をピックアップしてみました。

カリウム不足を解消する「ポテトサラダ」

今年1月に放送された『名医とつながる! たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)では、様々な体の不調を改善する方法を紹介。はじめに紹介されたのは高血圧改善に有効な食べもの「ポテトサラダ」です。

 

高血圧改善のカギとなる成分は、緑黄色野菜や果物などに含まれる「カリウム」。この成分は体内の塩分を排出する効果があるため、血圧を下げる作用が期待できます。中でもいも類のカリウムは加熱調理しても減りにくいのが特徴。重要な成分ですが、日本人女性の平均カリウム摂取量は厚生労働省が推奨する1日のカリウム摂取量を下回っています。しかしコンビニで購入できるポテトサラダなら、不足分をたった1袋で補うことが可能。一からポテトサラダを調理する必要はありません。

 

血圧を改善する食べものの次は、内臓脂肪を落とす食べものを見ていきましょう。味噌汁の具として親しまれている「わかめ」には、フコキサンチンという物質が含まれています。エネルギーを溜めている脂肪はフコキサンチンの働きによって、脂肪を燃やす効果がある細胞に変換されるそう。その結果、内臓脂肪が燃焼して減っていくことに繋がります。