食物繊維を意識して摂っている女性は多い!
食品の成分表示が変わりつつある現在ですが、消費者はどのような成分に注目して商品を選んでいるのでしょうか。株式会社アスマークが実施した「食品・美容成分に関するアンケート調査」の結果を見てみましょう。
20~60代の女性を対象に「ふだん意識して摂取している成分」を複数回答で答えてもらったところ、「食物繊維」が37.7%を獲得して第1位に。第2位は僅差で「乳酸菌(37.1%)」、第3位には「ビタミンC(35.7%)」がランクインしています。また33.7%で第4位だった「カルシウム」は60代の回答率が45.0%で、他の年代と比べて際立って高くなりました。
続いて「成分をどのくらいの頻度で摂取しているか」について調査。「ほぼ毎日」という回答は「イソフラボン(77.9%)」「乳酸菌(74.2%)」がツートップに。そのほか「食物繊維(73.5%)」「グルコサミン(73.0%)」にも多くの回答が集まっています。
さらに「成分を摂取して効果があると感じたことがありますか?」との質問には、「グルコサミン」が50.1%でトップになりました。以下は「食物繊維(49.8%)」「乳酸菌(43.5%)」という結果に。
注目している成分は人それぞれ違うかもしれませんが、表示が変われば商品の選び方も変わるかもしれませんね。
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文/牧野聡子
参照/株式会社アスマーク「食品・美容成分に関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000018991.html