企業側は労働力を確保するため必死に…

同番組では他にも、様々な慰留ハラスメントの例を紹介。中には会社の上司から「今辞めるならお前に損害賠償するよ」「辞めてもいいけど金を払え」と責められる酷いケースもあげられていました。

 

慰留ハラスメントが行われる原因を、出演していた弁護士は「働くかたと労働力を求める企業との間で、人手不足ということでなかなか辞めさせてくれない」と推察。労働力を確保するため、企業側もやっきになっています。

 

しかし企業側にとっては、退職代行を通じて社員に退職されるとショックが大きいよう。番組の取材に応じた企業は、「本人からじゃないんだっていうのが率直な気持ちですね」「顔と顔を向き合わせて辞めるっていうのが聞きたかった」とコメント。

 

慰留ハラスメントと退職代行について、視聴者から「直接退職を申し出られないほどのハラスメントが存在するとは…」「慰留ハラスメントの程度にもよるけど、もし後輩に退職代行を使われたら悲しいな」といった様々な反響が寄せられました。