【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:まのり

 

ワーキングマザーにとっての悩みの一つが、「子供と接する時間が少ない」ということが挙げられると思います。うちも共働きで子供を保育園に預けて働いていました。保育園なので、もちろん周りも共働き家庭。これが普通だと思っていたのですが、小学校へ上がると、状況が変わりました。

 

小1の“ギャップ”に直面

小学校へ入学すると、保育園だけでなく幼稚園から入学してくるお友達もいます。今まであまり把握していなかったのですが、ご近所の同級生は、幼稚園に通う子が多く、ママも専業主婦が多かったのです。その子達はもちろん、放課後は、ママのいる自宅に帰り、ママ送迎で、お友達の家に遊びに行ったり習い事に行ったり。一方我が子は学童へ。週末などでたまに一緒に遊ぶと「○○のお母さん、なんでいつも家にいないの?」と聞かれる始末・・。また放課後、お友達がママの送迎でいろいろ遊びに行っていることなどを聞かされると、我が子も寂しそうな表情ですし、私も罪悪感が生まれました。小1の壁だけでなく、「小1のギャップ」。やはり、小学校はいろいろな家庭の子供たちが集まりますので、ギャップに焦りました。

 

子供にも理解を求める

もちろん、経済的にも自分のやりがい的にも、仕事を辞めるという選択肢は考えられなかったため、まずは子供に説明です。「お母さんは、外で働くのが仕事なの。お仕事楽しいし、がんばってるから応援してね。」と。そして、子供と接する時間が短い分、濃厚で充実した時間を過ごしたと実感してもらえるように、工夫しました。

 

短時間で集中して遊ぶ工夫

一番最初に考えたのは、お風呂で一緒に遊ぶこと。入浴は絶対なので、この時間を利用して遊びます。しりとりをしたり、歌を歌ったり。時には絵の具とペットボトルを持ち込んで色水であそんだり、シュノーケルを持ち込んで遊ぶことも。その中でも、一番短時間で終わって喜ぶのが「くすぐりごっこ」です。ちょっと体をくすぐるだけで、子供はものすごく笑顔になりますし、スキンシップもとれます。

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(バスルームでのジュース屋さんごっこです。)

 

時には一緒に夕食作り

普段は、夜の作業を効率よく行うため、夕食も朝にほぼ準備しているのですが、サラダのキュウリを切る、キャベツをちぎるなどは、一緒にすることもあります。帰宅後、学校での話を聞きながら作業できるので、良い時間となります。最初から最後まで料理するのは時間がかかるためできませんが、この程度ならば、楽しく行うことができますよ。

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(お兄ちゃん、「今日はかけっこで1番だった」と機嫌よく話しながら野菜を切っています。)

 

会社のイベントに参加する

会社の福利厚生として、家族参加の旅行、運動会、ボーリング大会などがあります。普段どこも連れて行ってあげられないですが、会社のイベントは子連れで参加。「お母さんのお仕事で○○行ってきた!」と得意げの子供たち。

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(職場のボーリング大会では、ふだん付き合いのないお友達との交流も。)

 

寝る前の時間

そして、寝かしつけも子供と濃厚な時間を共有できます。絵本の読み聞かせはもちろん、時には、少し早い時間から寝室に行き、布団の上でのマット運動、私が馬になっての馬跳びなど。そして最近ブームなのが、影絵遊びです。一緒に寝そべりながら、いろんなものを作ることができますよ。まだ小さい娘は、読み聞かせや影絵の途中で寝てしまうこともあるので、そうしたら、上の子供にべったりくっついて寝てあげます。そうすることで、より安心感が生まれるようで、すんなりと入眠してくれます。満足そうな寝顔で、その日の疲れも吹っ飛びますよ。