近所のスーパーでは見かけないような食品に出合える、カルディコーヒーファーム。さまざまな国のさまざまなジャンルのものがズラリと並ぶなか、おいしいものはもちろん、私たちが気になるものは、ズバリ“コスパの高い”もの!

 

カルディコーヒーファームのなかでコスパが高いと話題のもの一つに、「生ハム」があります。生ハムといえば、週末やパーティなどのスペシャルごはんや誰かを呼ぶときなど、ここぞというときにテーブルに並べる“少し贅沢な”イメージがあります。

 

ところが、今回紹介する生ハムは、120gで338円【税込】!400円でお釣りがきてしまうという、リーズナブルさです。そして、量も質も申し分ない!と口コミで広がるほどのコスパの良さも魅力。

 

今回は、フードコーディネーターやカフェライターとして活動する渡部和泉さんに、こちらの生ハムをさらにおいしくいただけるアレンジについて聞きました。

カルディーコーヒーファームで大人気の生ハムとは!?

ジャンボンフーズ 生ハム切り落とし 120g 338円【税込】

店内にはいくつかの生ハムの取り扱いがありますが、なかでも売れ行きがいいのがこちらの「PRO-HAM 生ハム 切り落とし」。取り扱う店舗も多い商品だそうです(※オンラインショップでの取り扱いはなし)。

 

なんといっても特筆すべきは、そのコスパの良さ!338円というリーズナブルプライスにもかかわらず、うま味が凝縮された一品。真空パックの状態でコンパクトに売られていますが、ぎっしりと120gの容量があります。

カルディコーヒーファームの生ハム 保存方法は?

冷蔵の状態で販売しており、パックを開けない状態だと大体1~2週間ほど保存が可能。ただ、開封後に残ったら…?

 

「そのまま食べるのなら、できれば翌日までには食べてしまいたいものですね。消費が難しければ、加熱するなどのアレンジもオスススメです。もし冷凍保存する場合は、乾燥しないようにサランラップにくるむといいですよ。1枚ずつやるのは大変なので、いっぺんにくるっと巻いてしまってジッパーバッグなどに入れて」

カルディコーヒーファームの生ハム おいしい食べ方は!?

「生ハムはワインのおつまみやマリネのイメージがあり、そのまま食べる人が多いと思いますが、じつは結構、料理にも使えるんです。火を通すという発想があれば、料理にもアレンジもしやすくなりますよ。うまみが強い食材なので、他の食材に少し添えたり、混ぜたりするだけでも存在感を発揮してくれるのが特徴。色も鮮やかなので、器に盛ったときも料理が華やかに、おいしく見えるんです」

 

お皿に並べるときは、巻いたり丸めて並べるよりは、できるだけ広げた状態で並べると厚みを楽しみながらいただくことができるそう。 「大きめのお皿を贅沢に使って、並べてみてくださいね」

 

気になる、その味わいは…? 「すぐにちぎれてしまうような薄いものもあるんですが、こちらはある程度の厚みがあるので、食べやすいですね。味はクセがなく、少し甘みも感じられるため、子どもも食べやすそうです。生ハムが好きな子ども、多いですよね。だからコスパがいいと、なおさらうれしいです」

 

バゲット乗せもオススメ

「普通のハムみたいな感覚で使うんです。バゲットに乗せていただくのは、定番。生ハムのうま味をダイレクトに味わうことができる、贅沢な食べ方です」

カルディコーヒーファームの生ハムを使ったアレンジレシピ!

【アレンジ】生ハムとパクチーのごはん

「生で使ったり火を入れたりと、いろいろなアレンジで使うことができますよ」という生ハム。今回は、少し変わり種のアレンジを紹介してもらいました。見た目にも華やかな、生ハムのごはんです。ごはんにのせるとは、おもしろいアイデアです!

 

<材料>

    • ごはん……2膳
  • 生ハム……30g
  • パクチー……1茎(パセリでもOK)

 

<作り方>

    ごはんに生ハムを混ぜて、パクチーを添えるだけ!

 

「生ハムにはうま味が詰まっているので、少ない量でもごはんの味わいをグンとアップさせてくれます。パクチーのグリーンと生ハムのピンク、そしてライスの白。彩りも美しく、パーティのメインとしても映えますよ」

 

ブラックペッパーをふりかけて、レモンを絞るとより香りがアップ。レモンの酸味がさらに食欲をかきたてます。

 

「見た目の華やかさは、少し特別な日の食卓にぴったり。さわやかな味わいなので、パクパクと食べられてしまいます!」

 

さらに、他のアレンジについても聞きました。

 

  • スープに
    「開封して時間が経つと、生ハムがかたくなってしまいますよね。そんな場合にオススメなのが、スープにするアレンジ。生ハムから出汁が出るので、生ハムをお湯に入れて塩こしょうをするだけで、うま味のもとに。なんと『コンソメ要らず』なんですよ!具にもなるし、出汁にもなるんです。じゃがいもやキャベツなど、好きな野菜を入れて。卵を落としてもおいしいです」
  • フルーツと
    「『メロン&生ハム』の要領で、フルーツと一緒に食べるのもいいです。例えば、イチゴとモッツァレラチーズとバルサミコ酢で和えるだけで、たちまちリッチなおつまみに。季節のフルーツでいろいろと試してみても楽しいかもしれません」
  • おにぎりに
    「おにぎりの『海苔』の代わりに、生ハムを使います。小さいおにぎりを作って、まわりに生ハムをくるっと巻いておくと、子どもも食べやすいですよね。冷ましたご飯にくるんで、お弁当入れても華やかに」

 

生ハムというと、その日のうちに食べなきゃ!という印象がありましたが、アレンジの工夫でいろいろな料理に使うことができ、次の日もおいしく味わうことができそうですね! コスパも申し分ないカルディコーヒーファームの生ハム、「普通のハム感覚」で、試してみてはいかがでしょうか?

 

PROFILE

フードコーディネーター・渡部和泉さん

フードコーディネーター、カフェライター、国際中医薬膳師。1児の母。手作りの食事にこだわる母親の影響で、小さな頃から作るのも食べるのも大好き。漢方薬メーカー、無添加自然食品会社「らでぃっしゅぼーや」に勤務し、国際中医薬膳師の免許を取得。その後フードコーディネーターとして独立し、雑誌や書籍、webなどで活動する。一方で、15年以上ライフワークとして続けているカフェライターとしても活動中。2016年に店舗兼自宅を東京郊外に建て、季節と身体の巡りを考えた予約制カフェ「cafe mel」(月1回の営業)を営む。近著に『おうちで旅レシピ(JTBのMOOK)』、『コーヒーショップをつくる(旭屋出版)』がある。オフィシャルサイト。

 

取材・文/松崎愛香 撮影/田尻陽子 スタイリング/渡部和泉 取材協力/カルディコーヒーファーム
※紹介している商品の取り扱い、在庫の有無についてはお近くの店舗に直接お問い合わせください。