子どもが発熱したとき、どう看病したらいいか途方にくれるときありますよね。暖めていいのか冷やしていいのか、薬を飲ませようとしても機嫌の悪い子どもに拒否されたり…少しでも早く治してあげたいのに。そんなとき、現場の看護師さんたちが実践している〝看護理論〟が役立ちます。上手な看病のコツをご紹介します。

熱は無理に下げる必要はない

 

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子どもは頻繁に熱を出すので、看病することもしばしばですが、このときママにしてもらいたいのが「症状の観察」です。 熱を出して体温が上昇するのは、身体が菌やウイルスに負けないよう頑張っている証拠。体の防衛反応なので、無理に下げようとする必要はありません。
それよりも熱の出方や出る時刻、持続時間などを観察するとともに、熱以外の症状があるかどうかを見極めます。 たとえば上気道の炎症では咳や鼻水、腸管の炎症では腹痛、吐き気などの症状が出やすいもの。 「長く続く熱と咳」「急な発熱と頭痛」「微熱と腹痛と吐き気」など、熱とあわせて症状を把握することは、適切な看病に欠かせません。