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「共感的理解」は、カウンセリングでも非常に大切な基本的手法ですが、初学者の間はどうしても「共感」的な聞き方になってしまいがちです。 相手の立場ではなく自分の立場で話を聞いてしまうと、相手の理解が深まらず、いずれ会話は止まってしまいます。 「相手の立場に立って話を聞く」というのは、つまり「相手の立場に立つための情報を集めること」と言っても過言ではありません。 みなさんも「共感的理解」を意識しながら、夫の話を聞いてみませんか? 聞きたいことが次々と湧いてきて、夫婦の会話が増えますよ。

 

 

文:矢島みさえ