「対人関係に悩みやすい人」の心で起こっていること
「対人関係に悩みやすい人」の心の中では、どんなことが起きているのでしょう? 主な2つを解説します。
<1>「帰属エラー」を起こしている
帰属エラーとは、物事の原因や背景を「間違って理由づけてしまう」ことです。 他人の顔色を伺いやすい人は「あの人の不機嫌は自分のせい」「あの人の怒りは自分のせい」と考えてしまいがち。 「自分のせい」ではないものまで自分のせいにして、常に他人の顔色を伺い、自ら疲れてしまうのです。
<2>周りに合わせて無理を続ける
自己肯定感が低い人は他者の評価を気にして、誰かに認めてもらえないと「私の存在意義は?」とまで考えてしまいがち。 自信がないので自分の思いや考えを飲み込んで、世間の常識や場の空気を優先して、周りに合わせてしまいます。 それでも無理を続けてしまうので、対人関係が煩わしくなり、溜め込んだ感情が爆発することも少なくありません。