チャット利用者は約3割!

チャットのマナーに関して様々な声が上がりましたが、実際にチャットを活用するビジネスパーソンたちはどれほどいるのでしょうか? サイバーソリューションズ株式会社は以前、500名の人たちを対象に「メールとビジネスチャットツールの利用実態調査」を実施しました。

 

まず“ビジネスにおける連絡手段”についてたずねたところ、高い割合を占めたのは「メール(96%)」と「電話(95%)」でした。「チャット」と答えた人は33%で、導入していない会社の方が多い結果に。“チャットを利用しない理由”を調べると、「業務に必要性を感じていない(メールや電話で十分に間に合ってしまう)」「セキュリティが心配(機密情報の取扱)」といった回答があがっています。

 

続いて“チャット派”の人たちに、「どのような目的で利用または利用を検討していますか?」と質問。最も多かった回答は「スピーディーなコミュニケーション」の64%。他にも、「会議時間の短縮が期待できる(36%)」「複数人での情報共有が容易になる(35%)」などがあげられました。メールや電話にはない機能によって、業務の効率化を図っているようです。

 

チャットを使う際には、送り先に失礼がないよう気をつけていきたいですね。

 

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文/古山翔

参照/サイバーソリューションズ株式会社「メールとビジネスチャットツールの利用実態調査」https://www.cybersolutions.co.jp/wp-content/themes/cs/archive/news/pdf/rp_190226.pdf