急性膵炎の激しい症状と原因

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急性膵炎で最もよく見られる症状は、みぞおちのあたりの強い痛みです。 膵液の漏れ出しによる炎症が、どの程度まで広がっているかで症状は異なりますが、広範囲にわたる場合は背中などにも痛みがみられます。 また、高熱、嘔吐などの症状も引き起こされ、重症な場合は敗血症に進行したり、血圧低下、呼吸困難、意識消失などが見られることも。 肝臓や腎臓など近くの臓器にも炎症が波及すると、多臓器不全に陥ることも少なくないとされています。

 

このように、激しい症状が特徴である急性膵炎を引き起こす主な原因はズバリ、お酒の飲みすぎです。 アルコールに加え、脂っこいものを摂ることで膵液が過剰分泌され、行き場を失って漏れ出し、急性膵炎を引き起こすのです。

 

 

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