女性の陰部は、蒸れやすくトラブルが多い部位。かゆみなどが起こることも少なくありません。しかし、我慢できないような強いかゆみは「カンジダ膣炎」を発症している可能性も。放っておくとおりものや悪臭、陰部のただれなどを引き起こすことがあります。詳しくお話しします。

 

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「カンジダ膣炎」の原因はカビ?!

 

「カンジダ膣炎」とは、カビの一種である「カンジダ」が、膣内で異常増殖することで炎症を引き起こす病気。カビというと驚く人は多いと思います。 ですがカンジダは、健康な人でも陰部や皮膚、口の中などに潜んでいます。また女性の15%の膣に、カンジダが生息しているとされています

(※1)。 通常であれば、カンジダは身体に悪さをすることはありません。生息していたとしても、私たちと「共存」した状態となっています。 しかし、カンジダが増殖して、異常に数が増えると膣炎を引き起こすことがあるのです。

 

 

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