楽しみな予定があっても、頭痛に襲われるとブルーな気分になってしまいますよね。12月3日放送の『名医とつながる! たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)では、頭痛に効く簡単な“体操”が紹介されていました。
コマ体操で40年来の頭痛が改善!?
番組では40年も“片頭痛”に悩まされている女性が登場。左肩から段々と痛む範囲が伸びてきて、こめかみまでズキンズキンと痛むそうです。片頭痛とは主に頭の片側が痛むタイプの頭痛で、緊張型頭痛と並ぶ「2大頭痛」のひとつ。女性は病院で治療を受けてきたものの、いまだ毎日のように頭痛が襲ってくるといいます。
頭痛研究の権威である埼玉国際頭痛センターのセンター長・坂井文彦医師に相談したところ、片頭痛の改善に有効な「コマ体操」を教えてくれました。同体操は坂井医師が長年の頭痛研究で編み出した、“究極の片頭痛改善法”。実際に治療の一環として指導したところ、およそ7割の患者さんに効果があったそうです。
体操のやり方は簡単で、足を肩幅に広げて両腕を胸の高さまで上げたら準備完了。後は肩の力を抜いたまま、足を動かさずに上半身を左右に回転させるだけです。下半身と目線は固定し、上半身だけを一定のリズムで回転させるのがポイント。また体操中に笑顔を浮かべておけば、リラックス効果も加わると説明しています。
「痛みのない時に、1日2回・2分ずつ」という簡単な体操に、教えてもらった女性も最初は疑いの表情。しかし1週間が過ぎる頃には、かなりの効果を実感して笑顔を見せていました。