女性が膀胱炎になりやすい理由
女性は男性に比べて尿道が短いため、膀胱内に細菌が侵入しやすく、膀胱炎を発症しやすいとされています。 また、女性は男性より外陰部の構造が複雑なうえ、生理用ナプキンなどで蒸れやすい環境になることが多い傾向が。 そのため細菌が繁殖しやすいのも、膀胱炎を引き起こしやすい原因の一つです。
膀胱炎の代表的な症状とは?
膀胱炎の症状のあらわれ方は人それぞれ。次の症状は代表例です。
●いつもと同じ水分摂取量なのに尿の回数が増える
●尿をすると下腹部に痛みが走る
●尿をしても出し切った感覚がなくすっきりしない
●尿が白く濁っている
●下腹部が重苦しいような不快感がある
膀胱炎は体に炎症が生じているものの、発熱などの症状はほとんど見られません。 そのため、症状に悩まされても治療を受けずにやり過ごしているケースも多いと考えられています。 しかし放っておくと炎症が慢性化して治療が難しくなったり、再発を繰り返しやすくなったりすることも。 また腎盂腎炎を引き起こすこともあるので、これらの症状があるときはできるだけ早く泌尿器科を受診しましょう。